大木マキ

書くことが好きです。仕事は採用・広報・CSなどいろいろ|ふりかえりアプリStockrの…

大木マキ

書くことが好きです。仕事は採用・広報・CSなどいろいろ|ふりかえりアプリStockrの中の人|自分や生活や仕事を楽しむことについてなど書きます|八王子在住のワーママ(12歳と8歳)

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  • #Stockr

    ふりかえりの習慣化をサポートするアプリ「 Stockr 」 日々の気づきや経験からの学びを「ストック」という端的なテキストで記録し、リマインド昨日で定期的に「ふりかえり」することで、学びから成長に繋げていくことをコア体験としています。 この「ストック」と「ふりかえり」をもっとたくさんの方に活用していただきたく、活用事例をまとめて読めるマガジンです。ご自身に合いそうな使い方を探してみていただき、またご自身の#Stockr note をご投稿ください。

最近の記事

遠慮のいらない相手は遠慮してる説

私は夫の母と同居しているが、同居生活というのは良くも悪くも毎日が修練の日々だと思う。 とはいえ、それは夫婦関係にも言えることであるし、子育ても同じといえばそうなのかもしれない。 いや同じではないな……🤔 さておき、同居生活では考えさせられる出来事が多く発生する。 その出来事からより多くの汎用的な学びを見つけられる者こそ、同居生活を制するのだろう。 「遠慮のいらない間柄」という言葉がある。 お互い親しく接することができる関係性を示す言葉。そう思っている当事者にとっては、

    • 気が重い朝の先にあるもの

      今朝起きたら気分がどんよりしていた。 理由は明白で、気が重い仕事が待ち受けていたから。 苦手なことだし、未経験ではないけど成功体験があまりないことでもあった。 やだなぁ〜やだなぁ〜 と思いながら仕事に行き、 怖いなぁ〜 怖いなぁ〜 と思いながら何とかその仕事を実行した。 やってみるとそこまで不安に思っていたほどのことはなかったし、周囲の人から温かい声までかけてもらえた。 やってみて良かった。 そう思えたとき、これは私の成長だなと気づいた。 できなかったこと

      • 期待に応えること

        だいぶ前、採用人事をしていたときの話。 新しく入社して数週間経ったくらいの人と雑談をしているとき「なにか聞きたいことありますか?なーんでもいいですよ」と振ると、結構な確立で「自分がなぜ採用されたのか知りたい」という人がいた。 「どういう能力や経験がどう評価されたのか?」 質問の背景を聞いていくと、選考で評価された能力をいま正しく発揮できているのかとか、期待された通りの働きができているのかが気になっている、そんな話が多かった。 なんでも聞いて良いよと言ってるし、聞かれた

        • 友達というか社外取締役

          40代女性3人が、食事をしながら会話をしている。 彼女たちは高校以来の旧友だ。 現在、Aは夫と子どもを持ち、Bはパートナーと2人暮らし、Cは時折パートナーと趣味を変更して楽しみながら、それぞれの人生を歩んでいる。 30年近い時の経過のなかで生活環境の共通点は少しずつ減ってきているものの、こうして年に何度か会って話をするために食事をともにしている。 不惑といわれる40代、もはやさすがに自分探しなどというフワフワした悩みはないが、仕事や家庭や親などについて悩んだり苛立ったり

        遠慮のいらない相手は遠慮してる説

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          3本

        記事

          死者の言伝。母の話その2

          前のはなし。 その2つ目の話。 今回書く2つ目のエピソードのはじまりは、1つ目の話の前になる。 でもそれを私が認識したのは、それから20年近くが経った頃だった。 私の母は中学校の教師だった。 母が教師をしていた1980年代、中学校では校内暴力などが流行っていて、特に女性の教師は大変だったらしい。 よほど熱意がある先生でなければ担任をもつことすらなかった、と聞いた。 母は亡くなる直前までずっと担任のクラスを持っていた。闘病中は何度か手術をしたが、手術が終わり退院すると

          死者の言伝。母の話その2

          ママ友づくり上手なママの、極意

          子どもが保育園や幼稚園や小学校にはいるとき、不安要素のかなりの部分を 「ママ友がいない私…大丈夫かしら…」 という自分の心配が占めてしまうのは、コミュ障ママあるあるではないでしょうか。 (私はそう) そんな方に朗報なんですが、ママ関係が上手な人を横目で見続けた私はついに発見したんです。 なぜそんなにママ友がいるのか。 いつも楽しそうにおしゃべりしているのはなぜなのか。 その会話、どうやってはじめているのか。 それは 「知らないママと子どもが近くにいたら子どもを褒め

          ママ友づくり上手なママの、極意

          お子様接待の、本気度

          「お子様接待」という言葉がある。 たぶん誰にでも通用するような言葉ではないのだろうけど「この連休は遠出ができないから毎日お子様接待よ〜」みたいな感じで私の界隈ではたまに使う。 個人的に1日遊んでやらなきゃくらいのライトな感覚で使っていたが、お子様接待は実はもっとガチでシビアな接待なのではと思った件について。 旅先にて、夕食のビュッフェでのこと。 我が家の次男(小2)はこれまで、ビュッフェでは私か夫がお盆を持って回っていたが、今回初めて自分でお盆を持って回ることができた

          お子様接待の、本気度

          我慢ぐせをアンラーン

          氷河期世代って遺伝子レベルで「我慢」がすり込まれてると思う。 (戦時中はもっとだよと言われたらそれは知らないのだけど。) 給食は残しちゃいけないし 体育や部活は水飲めないし 週6学校だし 行きたい業界は新卒採用クローズだし 面接はたいがい圧迫だし 途方もない数落ちるし 全然興味ない業界の営業職だけ内定出るし 入社したら速攻飛び込み(営業)だし 3ヶ月後も飛び込みしかしてないし 普通に終電までほとんど全員残ってるし 出社一択だし 会社の飲み会でおじさん上司全裸になるし 個

          我慢ぐせをアンラーン

          死者の国から。母の話その1

          私の母は私が10歳の頃に病気で亡くなったが、とても不思議なことを引き起こす人だ。 亡くなっているのに現在進行形のような書き方なのは語弊ではなく、不思議なことは全て亡くなった後に起こっているからだ。 その一つ目の話。 中学生の頃、その日どうしても学校に行きたくなくて家に隠れていたことがある。父は仕事で不在だし、隣家に住む祖母も誰もいない家に来ることはないはずだった。 ところが登校時間が過ぎたばかりの、学校から連絡があるような時間にもならない時に、いきなり祖母が家に入ってき

          死者の国から。母の話その1

          意識することの効能

          今週から子どもたちは新学期が始まった。 長男は小6、小学校の最高学年。 次男は小2、ピカピカの一年生時代との惜別。 長男は春休みには「6年になるのイヤだ、いろいろ面倒そう。もう一回5年をやりたい」などと言っていたが、始業式より先んじて6年生の初仕事があった先週金曜あたりから、急に顔つきが変わった。 なんというか、面倒そうといっていたその仕事たちを、自分の役割として受け入れた感じになった。 さすが6年になると変わるんだなと思った。 ところが新2年の次男も、黄色い帽子とサ

          意識することの効能

          アタマの錆に危機感を持ったら。

          30代の頃から友人たちとはよく、「若い頃は30代はもっと大人だと思っていたけど、自分がなってみるとあの頃見たような大人になれている感じはしないよね」なんて話していたけど、その感覚は40代半ばとなった今も変わらずある。 しかし。いま、より危機を感じるのは「成長していない」方ではなくて、「後退している」方だ。 物忘れとか判断力の低下とか、まだそういった深刻な機能低下ではないのだけれど、頭の感覚のある部分が錆びついてきたような、神経が抜けてしまったところがあるような、そういう感

          アタマの錆に危機感を持ったら。

          2024年1月の記録。「素直さは最大の知性」

          昨日、次男が熱を出して病院に行ったところインフルエンザB型との診断。出かける用事はなくなったけどなんだか落ち着かない週末の記録… 「素直さは最大の知性」 この言葉を先日耳にした。 アインシュタインの言葉らしい。 素直の対義語を考えると、頑固や強情といった言葉が浮かぶことから、素直も頑固も性格的なものと思っていたなーというのが感想の一つ。 もう一つ、最近の自分の課題感とか気をつけなきゃと思っていることが、この「素直さ」とかなり関連しているな、とも思った。 素直さと関係

          2024年1月の記録。「素直さは最大の知性」

          2024年1月の記録。水飲みとカフェイン離脱

          一週間ほど前から、1日に水を1.5〜2lを摂取するようにしている。 きっかけはお試しで受けてみた体質?体調?チェックで、水分の摂取量が少ないかもと指摘されたこと。 それはそうだろうなと即納得も納得で、特に寒い時期の私の水分摂取はほとんどがホットコーヒー。 夏は炭酸水、ただの水はほとんど飲んでいない。 よくないだろうなとは思いつつも、そこまでよくないとも思ってはおらず、罪悪感もなく続けていた。 指摘と同時に、水を意識的に飲むようにすれば、今ちょっと不調なこれとこの症状も

          2024年1月の記録。水飲みとカフェイン離脱

          ジェネレーションギャップを楽しみたい

          「自分の子供時代には、こういうことなかったな。」 小学5年と1年の子供たちと関わっていると、そう思うことは多い。 最近そう感じたのは、お正月に家族で初詣に行き、境内で獅子舞が踊っていることに恐怖した次男の必死の説得によって家族全員でそこでの参拝を諦めて獅子舞がいない神社に移動したとき。 もっと小さい子ならともかく、小1なら目をつむって前を通りすぎることくらいできるでしょ… とは思いながらも(実際にそう説得もした)、それも絶対にヤダと言い張る次男の意見を家族全員で尊重し

          ジェネレーションギャップを楽しみたい

          元旦に「今年の年末」を想像してみる

          元旦の朝7時前。 近所の橋に初日の出を見に行って、帰ってきたら子どもたちはまだ熟睡中。 せっかくの1人時間だしと今年の目標を立てることにしました。仕事の目標は年末に大体考えていたので、改めてプライベートも仕事も全部ひっくるめた自分自身の目標を。 目標を考えるプロセスは以下のようにしました。 まずは今年の年末に自分はどんな状態やどんな気持ちになっていたいのかをイメージする 上とやや並行して、2023の年末の気持ちと気持ちの背景的なもの(なにが今ひとつだったと思ったのかと

          元旦に「今年の年末」を想像してみる

          "褒められたい"を手放したら、毎日楽しい【2023ふりかえり】

          こちらの記事はStockr開発メンバーと一緒にふりかえり Advent Calendar 2023の13日目の記事です。 今年、「ひとに褒められたい・認められたい」を由来とする思考や行動がかなり減りました。かつては承認欲求の塊だったところから大きな変化です。 とくに今年後半以降はツキモノが落ちた感じで、一時は悩んで病みかけた仕事も毎日大体楽しい日々となっています。 承認欲求はマズローの欲求5段階でいうところの上から2つ目に堂々たるランクインしていますし、悪いものではないと

          "褒められたい"を手放したら、毎日楽しい【2023ふりかえり】