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「こじらせ女」が『専業主婦』の願いを叶えるとこうなるから要注意!!

意識的に夢や願望を叶えられるようになったのは、ここ5年。それまでは“気づいたら叶ってた”と、無意識のうちだった。

2021年に15年勤めた会社を退職。
2022年はフリーとも言えない、夫の扶養に入れてもらって過ごしている。

専業主婦と称してないのには、いくつか理由がある。

①娘を保育園に入れているから(世間体?)
②稼ぎが少ないだけで、お金は稼いでいるし、働いてはいる(事実)
③昔から「専業主婦」という職業が尊すぎて、容易に口にできない  


さて10年遡り、20代後半の私。仕事が忙しかった記憶しかないが、周囲はどんどん結婚していってた。

「えーん、私も専業主婦になりたいよぉ」

なんて口が裂けても言えなかった。

おこがましい

専業主婦という特権階級なんて、手が届くわけもなく分不相応である。体に染みついた感覚。母も親族の女性もみな外で働いていたから専業主婦に縁がなかった。それに結婚すること自体、難易度が高すぎる。まずモテないし、表面的には「男と対等がいいんです!」オーラを全面に押し出していた。(ちなみに極々最近まで)

さらに男を見る目は1ミクロンもなかった。
「家にいていいよ」とか「専業主婦」という言葉すら耳にした記憶すらない。無縁!むしろ、もし結婚できたなら、相手を養えるくらい稼がないといけないかなと思っていたほど。 


専業主婦。
後光がさして眩しくて見えません。

「専業主婦に憧れる」と口にすらできない自分の口癖は「誰かの扶養に入れてほしい」。後輩にしょっちゅう言ってたことは覚えてる。

「誰かってなんですか?旦那さんにじゃないんですか?」と言われても、「夫」に限定することも怖かった。

誰か扶養にいれてくれないかな~

5年くらい無意識に呪文を唱えていたが叶うことはなかった。扶養に入れそうだった縁談は破談になったり(笑)、気づくと35歳になりそうだったので、本腰入れて婚活をして、今に至っている。

ヤル気を出したらできる子ちゃん↓↓


そして今年。
『自分の感覚』だけを頼りに、感じるを実行していると「主婦がしたいな」と思い、そのまま家のことを熱心にやるようになった。人生実験の一環。

日々を丁寧に過ごして、お掃除して、ご飯を作って。娘と遊んで。心と体に感じる余白。社会人になって初の経験。さらに数ヶ月経って、ふと立ち止まった。

不満。何が不満か。
生活費の負担が多いこと。

9割以上の家事類をしているにも関わらず
育児の7割以上を負担しているにも関わらず
そんな稼いでいないにも関わらず
なぜ、私の生活費の負担、仕事していた時とあまり変わらず多いの!

単なる愚痴です

辞める際、配分のことを詰めなかったのが悪いし、勝手に主婦を楽しみだしたのは私なんだけれども。行き当たりばったり感が半端ないが、やけに様々な負担が大きくのしかかり、夫への不満が溜まっていった。

不満や負担の蓄積の方向は、育児とプラスαの何かをする気力がなくなった。負担を極度に感じたその時、急に思い出したのだ。

誰か扶養に入れてくれないかな~~

10年前の呪文を。  



げげっ、叶ってるし!

夫の扶養に入れてもらってますよ。
『扶養』という日本の制度、社会保障や税金についてありがたい。会社員でいてくれた夫にも感謝しなきゃ。

コジれ女が飛ばした願いは、飛ばす時点でだいぶコジレテタ。願い方がコジレテイタ。

専業主婦になりたいと願えず、扶養に入りたいと願ったこと。それも自覚なく。

扶養には入れたけれど、専業主婦にはなれなかった。養ってもらってみたいと言えず、願いもできなかった。だから、養ってはもらえなかった。

願いは正確に叶う。コジれ女の願いを叶えてくれていた。


この事実に気づいた私は、次の夫婦談義で夫にストレートにお願いすることを決めた。

「養ってほしい」と。

一生養ってもらいたいとか微塵も思っていない。「養ってもらった」という感覚や、体験が欲しい。それに満足したいだけ。そんなことを彼に言っても伝わらないだろうが、伝えることにした。

しかし、悲しいがな本題の話をする前に、彼から色々否定を受け、ノックダウンしそうな夫婦談義。

昨日の記事。今日の話は続きなんです↓↓

伝えづらい。

だが、自分の気力低下の方が問題なのでお願いをした。そのやり取りは全部端折るけれど、結果として

2023年は彼の稼ぎで生活費をまかなうと決まった。完全同意な印象も受けなかったので、反故にされないか不安はあったが

安心して生きられる
なんか守ってもらってる感じ

自分にとって大切な感覚を得られて安堵した。

「いいよ」って言われた時に描いたシーンは春闘。

ハチマキまいて、“希望が満額通りましたー‼‼‼”って言ってる姿。組合のある会社で働いたことないけど、気分は春闘そのもの。

ということで、生きる安心を得たわたくしは、翌日からせっせと大掃除を始め、ご機嫌に過ごしている12月。

随分長くなってしまいましたが、もし素直じゃないなと自覚のある、そこのあなた。自覚があれば大丈夫。

胸に手をあてて、ホントの本当の『心の願い』は何か問うてみてください。ホントの願いをぜひ真っすぐ、かるーく放ってね。

コジれ女から注意報のお知らせでした。


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