「君の人生はイヤなことから逃げ続けている人生」とは、どんなもんだ?
夫婦談義・冬の陣2022が11月末に開催された。不定期で行われている夫婦での対話↓↓
12月すこぶる調子が良いのは、夫婦談義の内容のおかげ。単純!
実際は「冬の陣」とネーミングしてしまうほど辛い談義だった。8割くらい言われた批判は、すでに忘れてしまったけど(忘れるから同じことを繰り返す)、しきりに枕詞を重ねてから意見を言う夫。
「こんな風に言うと、まきを否定してるみたいで申し訳ないんだけど」×3回
「悪い言い方になってしまうんだけど」×覚えてないほど。
どんだけ否定したいんかい!!
ツッこむわ。言い方をまろやかにしたい気持ちは分かる。自分が強く否定されるのキライだからね。だが既に『否定したい気持ち』が溢れてるんだよ、きみ。
いくつか行いを否定された結果、ドカーンと落ちてた。
「まきは、とにかく好き嫌いを基準に生きている」
「そうかな」
「好きを大事にしていると言いながら、好きよりも“嫌い”を避けてる」
「それは合ってる」
「まきの人生は、イヤなことから逃げ続けてる人生なんだよ」
「・・・?? ん、えっ?」
「振り返ってみて。リクルートも嫌で辞めた。学生時代にいじめられたことだって逃げるという対処をして、今だって~うんぬん」
「・・・・」
第一声をどう返したかは忘れたけど、すごく悲しかった。でも反応としては、強い怒りや拒否で示した。今までのことを色々話している相手であり、夫だ。真っ向から自分の人生を否定された気がして憤慨した。憤慨する私の様子を気にすることなく
「いや、俺に反応するんじゃなくて、人生振り返ってみなよ」
と念押ししてくる始末。
夫に言われるまでもない。人生の振り返りなんて何度もやってる。自分の中では「人様のおかげでラッキーに生きさせてもらってる人生」と定義づけたり、お世話になっていた方からは「戦略軍師のように生きてる」と言われていたり。
イヤから逃げ続ける人生。
夫から、ネガティブな言葉で人生をまとめられることが何より嫌だった。
それから2~3週間経過して落ち着いて。
そもそも論。私の人生がどうかではなく、夫が私に対して『イヤなことから逃げ続けてる人生』と見えてるだけ。彼の濃い色メガネを通してみると、自身と娘以外の親族には、だいぶ辛口だわ、ということを思い出した。
人のご縁に恵まれてありがたい人生だと思ってることは、なんら変わりないし、私の人生が変わるわけでもない。
あなたはそう捉えてるのね。
以上、で良かったのだ。
現実はそうはいかなくて、憤慨しちゃった。
夫の言葉に反応したことによって、「イヤなことから逃げる」、「逃げる」ことは悪いと捉えてる自分がいたのは事実。人には逃げていいんだよ~とか言ってるくせにさ。
「イヤなことから逃げ続けてきてる人生」
実は時間が経って、かなり言い得て妙だなと。シャクだから夫にはまだ言ってないけれど。確かに「好き」を突き詰めてる生き方ではない。このまま進むとヤバい状況に陥るかもと思ったら、すぐ誰かにHELPして救済してもらい、イヤ(最悪)を回避し、むしろとても良い状況になったりとか。思い出すとあるある。
イヤなことから逃げる。
辞める。徹底的に避ける。
大事だよね。
イヤなことから逃げ続けたら、イヤなことが少なくなってきて、もう『好き』に従って進まないと進めないくらいに、今は来たんだから。
イヤなことから逃げ続けてきてる人生だと捉えても、けっこういい人生かもしれない。
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