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「自己評価」を、惜しげもなく他者に披露したら

昨日はTomokoさん主催の観察講座DAY。毎度同じセリフだが、月一回のこの日が楽しみでならない。1ヶ月観察してきたことをシェアできる日だ。

今月から2年目に突入。全員当初より随分テーマに深く入ってきていることに、毎月の積み重ねを実感する。

午後、主観に基づいた「自己評価」をシェアした。今自分ができると感じること、今自分ができないと感じること。

なんの基準もない
あるのは主観のみ

なかなかに奥深く、自分の癖が露わになる。他者との比較でしか考えられなかったり、基準がないと不安になったり、できないことばかりが浮かんだり。他メンバーも同様のようだった。

その中で一つ、できることに『家事』を書いた。シェアの順番は私が一番。

自信満々に家事ができます、と答えた。

いや、あんた主婦やん。
出来て当たり前やん。
どの程度できるん。

こんなことを考えたら家事なんて書けない。部屋を見渡しても、家事ができてるとは言い難いほど、オモチャが散らかったままだったり、乾燥機が回ってくれていたりするだけなのに。

それでもかまわない、できることだ!
一人暮らしをはじめてから20年、ほぼ家事をやってこなかった。特に料理。99%外食だったものが、8割くらいは自炊。せっせと床掃除をしたりすることも変化。

人が当たり前にしている家事を、私もできるようになった。

嬉しい。あまりに当然すぎて口にできないことを誰かにシェアすることで、心があったまった。さらに一ランク満たされた感覚。

他メンバーのシェアも粒の大きい事柄から、小さい身近なものまで多々。同様に家事についてのシェアもあった。


「限られた食材で、おいしい料理をつくることができない」
「服をきれいにたたむことができない」

目が点。
あっ、基本的な家事はできることが前提で、ワンランク上のことができないって感じなんだなと。

私、自信満々にできるって言っちゃった(笑)

もし完全に主観で、自己評価のみでと釘をさされなければ、他者比較をした上での回答になるし、誰かにシェアすることが前提だったら、より他者を意識しただろう。

そうしたら、私のワンランク進んだ充足感は味わえなかったわけだ。シェアが一番で良かった。


さて、今朝は娘のお弁当DAY。数日前から毎日リクエストされる。

「おにくー、おいもー、おさかな、たまご、おにぎり!」

言われたまま投入。毎月同じメニュー。魚はお惣菜。それでも私は家事ができるって言っちゃうんだからさ。めでたい!

渋すぎる曲げわっぱ。
2歳児のお弁当。

誰から評価されるわけじゃない、自己評価。

大人こそ、正しい自己評価を求めることなく、自分だけの基準で、過去はできなくて今できるようになったことを、探して認めてほしい。

心の満足感、満タンなり。





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