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忙しく生きていた人が、急に暇になって起きたこと
休みたい。ゆっくりしたい。
ふと呟く時、今までは
『休みたい=ゆっくりしたい』だった。
体か心が疲れてる、または心身ともに疲労困憊状態なので、体を休めたいのか、心をリラックスさせたいのか、発散させたいのか、その時々に応じて使い分ける。
睡眠時間を長めにする、マッサージに行く、友達とおしゃべり、旅行に行く、暴飲暴食をする、森林浴をするなど処方は違う。
ここ数ヶ月ヒマだ。かなりのんびりしてる。だから『休みたい欲』はないんだけど、『ゆっくりしたい欲』はずっとあって
“あれ、まだ休み足りないのかなぁ”と。
好きなモノ食べて、自由な時間を過ごして、育児は適当に手を抜いている私。これ以上、何をどうゆっくりするんだと。どう休みたいのか、我ながら不思議だった。贅沢すぎるだろと。
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久しぶりに京都御苑に足をのばし、瞑想したり読書したりしていると
『休みたい≠ゆっくりしたい』
に変わってることに気づいた。
休みたいわけじゃないが、ゆっくりしたい。
言い換えるなら
止まりたくはないが、のんびり動きたい。
以前150キロ出して猛スピードで突進しているように生きてきたなら、適正速度の50キロくらいで走りたい。止まってたいわけではない。
もっと言い換えるなら
積極的に能動的に、ゆっくり活動したい。くつろいでいたい。
疲れを癒すための休みであれば、数ヶ月休んだら回復するだろう。でも、すでに癒されプラスの状態になっている。
とにかく、ゆっくり活動したい。だから1年か、2年、5年、10年のんびり活動しているかもしれない。ゆっくりに終わりが来るかは分からない。(たぶん5年もかからないだろうが)
『無意識に出てくる言葉は、曖昧に使っている』ことを認識した方がいいな。言葉に頼りすぎてはいけない。
休みたい、ゆっくりしたい。
同じ時もあれば、違う時もある。
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疲れてるからゆっくりしたいわけじゃない。
「ゆっくり」「ゆとり」を堪能したい。
今は、ゆっくりした時間を味わいながら、能動的にのんびりを選んでいきたいようだ。
気づいてよかったよ。
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