夫へチリツモになってきてる気持ちの端くれ
夏バテしそうな毎日。食事を作るのが億劫。
「作りたくなかったら作らなくていい」
夫の言い分だ。
ありがたい。かといって彼が作ってくれるわけではなく、現状他の手となると外食。娘のアレルギー症状が悪化しているのもあり、食べ物にこだわりたいという気持ちが出ていて、できるだけ作るようにしている。
一時期はレシピを考えるのが億劫でイライラしていたから、献立を考えなくてすむようにほぼ同じにしてた。夫からのアドバイスを元に。
その決まりきった献立も飽きが来た今、毎日「自分が食べたいな」の感覚で作ってる。
料理作りは変遷をへて今があるのだけど
・料理上手ではない
・料理好きなわけでもない
・何かしらのこだわりは異様にある
この3点はあまり変わらない。
今は食べたいモノを作るブーム。美味しいお魚屋さんがない分、美味しいお肉屋さんに頼りがち。麹を使ってのグリルや、スペアリブ、煮込み肉料理をメインにさっぱり系の野菜と合わせてみたいな感じ。
それでだ。
味にも食費にも文句を言われることもなく、好きなものを作れるのに、ちょっと不満がある。
夫の駆け込むように食べる習慣。
5分で終わる。
悲しいんだなー。パッと作ったものならまだしも、結構丁寧に作ったやつでもさ、ガサガサって食べられちゃうの。
彼は食事を作らないから気持ちが分からないのかもしれないし、娘のことが気になるから自分は急いでという想いもあるのだろうが、むなしい気持ちになっちゃう。
「頑張ったんだー」アピールをすると、完全なる「おいしいでしょ」の押しつけになっているのが分かって。
夫は食にこだわりが少ない。
本人曰く、細かい素材やダシの感覚が分かるというが、客観的に見ていて“あまり分からない人”だなと思ってる(笑)バカにしているわけではなく、食に興味の薄い家庭環境で育ったからだし、何ならこだわりがなくてありがたい。
なんだけどなー。
やっぱり毎日作る身としては悲しいという気持ちはある。料理好きで、得意だったら思わないのかな、なんて考えたり。
ガサガサ掻きこむように食べられたとしても気にならないよう、自分が食べたいものを作る。自分は美味しく丁寧にいただく。
これで自分の心を守っているような気がする。
夫への不満がチリツモになってきていて、一端として食をあげてるんだなという気づき。
今年は夢中になれることがある分、負を棚上げして放置してるのだけど、そろそろ棚卸しが必要かもしれない。
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