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ゴールデンウィークの気づき

気が付けばもう5月も後半。最近はなぜかとくに時間があっという間にすぎていく、、、今年のGWは去年より少し有意義な時間が過ごせたと思うので、3週間もたってしまったけれど残しておこうと思います。

GW初日の2日間は、いつもできないような掃除や大きいものの洗濯、家事をするべく家にこもりました。雨も降っていたしちょうどよかったかな。
冬物のコートを近所のクリーニング屋さんにもっていって、帰りに母の日が近かったのでカーネーションとヘアオイルを購入。(とても素敵な香りで自分のもほしいなーと思っていたら彼が私の分も買ってくれました。感謝!)
プレゼントを買ったお店は実は家具屋さんで、ちょうどGW特別マルシェを開いていたのです。かわいいアクセサリーやおいしいチャイティー、地元のおじさんがつくったハト麦のお店など、いろいろなお店が来ていてぶらぶら歩いて、みて回るだけでもかなり楽しめました。なによりも、人が外に出てわいわい楽しくにぎわっているのをみるのが、すごくうれしい!

5月に入ってからの3日間は、彼と一緒にわたしの実家の岐阜に帰りました。彼にとってわたしの実家に行くのは3回目。今でこそお互い慣れましたが、父に最初イギリス人の彼氏を連れて帰ると伝えたとき、あまり歓迎ムードではありませんでした。
緊張の初対面、おそらく何度も練習したであろう父の緊張した第一声、
「How do you do?」
が忘れられません。(笑)
今では、わたしが寝た後までもお酒を飲みかわす仲になりました。
父はお酒が好きですが、イギリス人についていけるほど強くありません。
でも、意地を張ってしまうところがかわいいな、と思います(笑)

家の玄関につくと、きれいな花の寄せ植えと眩しい新緑の植物たちが出迎えてくれました。母は植物が大好きでそれは昔も今も変わりません。
職場の近くのシダーローズの木がもうすぐ切られてしまうそうで、嘆いていました。

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↑ 母のシダーローズコレクション。たしかにローズのようでかわいい。

弟二人も社会の荒波に飲まれながらも、なんとか元気にやっているようでよ安心しました。小さいころあれだけくだらない喧嘩ばかりをしていたのに、大人になるとちゃんと大人らしく?近況報告や普通の会話しているわたしたちが嬉しいようなくすぐったいような、変な感じでした。

そうそう、彼とふたりで長野の叔母の家に行きました。子どものころはよく行っていたのに自分の運転で行くのは初めてで、山奥をどんどん進むうちに迷ってしまう始末、、、結局軽トラで迎えに来てもらって到着しました。叔母の家は、深い山の中にあるのでいつもとても静か。心がすっと落ち着く感じがします。採れたてのたけのこご飯と、山椒の効いた田楽、郷土料理のからすみ(魚ではなく和菓子)をご馳走になりました。季節の美味しいお料理でおもてなし、楽しいおしゃべりで心もおなかも満腹に。

帰りは、こどものころ夏になると泳ぎに行った川に沿って車を走らせ、自然の中でマイナスイオンを肺いっぱいに吸い込んできました。

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             山道を進む、、、

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                禅。

自分のふるさとの良さって、大人になり離れて住むようになってわかるものだな、と思います。あまりにも近くにあって、そこにあることが当たり前だから。その素晴らしさ、美しさに今ほど気づかなかったのかもしれません。そんな話を彼としていると、彼も最近そんなことを考えていたと。コロナで何年もイギリスに帰っていない彼。日本で暮らし始めて、日本の素晴らしさを発見するとともに、自分の生まれた国の素敵なところも今になって気づき始めたとのことでした。自分たちが誇りに思える場所があるって、幸せだなぁと、しみじみと感じました。

今年のGWは久々に家族に会え、自然に癒され、心の充電が満たされました。彼がなんと川で泳いだことが人生でただの一度もないということだったので、夏になんとしても川に連れてこなければ!




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