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一番の子育て支援って?

『子育てと子育て支援を日本一尊い仕事に』を目指すMAKIです。

子育て支援を難しくしている一つの要因は、目的の不明確さ。
にあると思う。

そもそも、子育てにゴールはない。
4ヶ月になったら・・・
1歳になったら・・・
保育園に入ったら・・・
小学生になったら・・・

様々な子育ての区切りはあるけど、出産したら子育ては一生続いていく。
保育園に入る時に、生活リズムが整っている子に育てる。
小学校に入る時に、先生の言う事を聞ける子に育てる。
成人した時に、人に迷惑をかけない子に育てる。etc…

そんな、こんな風に育ったら子育て成功!っていう目的がそもそもないのと
親によって、人によってその目的は違ったりするから支援する側も戸惑ってしまうのだ。

今がよければすべてよし!
の考えだけでいくと、後々後悔することもあったり。よりよい『今』を追い求めすぎて苦しくなったり。

なので私は、あえて1つの指針をもつようにしている。
まだ社会人になって間もないころ。最初の職場であった、離島の保健師をしていた時に教えてもらった事が元になってる指針である。

それは、お母さん自身が子育てをする中で『もう一度、産みたい、もう一度育てたい』と自然に思えるようになる。支援をするということ。

『産む』事は今のところ女性にしかできず産める期間は限られている。
その間に、『子育て大変だけど…思うようにいかないこともある…だけど、楽しい。だから、もう一度産みたい、もう一度育てたい』と自然に感じてもらうめには出産してから間もない時期に、『妊娠・出産・子育てってなんか楽しいかも。』と感じられる経験を沢山積んでいる事が必要だと思う。

お母さんが、産みたいな、育てないな。と自然に思える環境を作り出す。それが、子育て支援者のミッションの一つであり、日本の子育て環境が変わるきっかけだと思う。

そういう意味では、私は長男出産して1か月たたない頃からずっと『もう1人産みたい~あの、幸せな妊娠・出産・産後をもう一度体験したい』と思って思って仕方なかった産後を過ごしていたのは、本当に幸せな事だった。

人生で味わった事のない、最上の幸せ瞬間だった!
と思えるからこそ、そんな体験を多くの人に味わってもらいたいなと感じていて、今この仕事をしている。

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