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僕にとってホスピタルアートの優先順位が高い理由

僕にとってホスピタルアートの優先順位が高い理由

僕は、水中写真や水中映像をホスピタルアートとして病院で展示をしています。

多様性、多様性と言われるようになりましたが、自分はこの活動を通して、これまで以上に多様性についても考えるようになりました。

自分が子供の頃に闘病していた時、ホスピタルアートで癒された経験があるので、今闘病している人のために何が出来るだろう?と考えた結果、まだ日本の病院であまり普及されていないホスピタルアートを普及する活動をしています。


僕は先天性の病気を持って生まれ、生後3日で手術を受け、12歳まで通院していました。今はこの病気を理由では通院はしていないので、ホスピタルアートは優先順位が低いかというと、決して低くはなく、むしろ優先順位は高いです。

何故高いか?

自分が子供の頃に闘病していたので、闘病している人たち、子供たちの気持ちがわかるからです。しんどくて、心細くて、それでも日々みんな頑張っていることを知っているからです。そして、ホスピタルアートの癒しの力を身をもって体験しているからです。今も日本中の病院で闘病している人がいるこの事実と、ホスピタルアートの力と必要性を知った立場として、まだあまり日本中の病院でホスピタルアートが普及していないという事実からもう目を背けたくないからです。


2022年の今もまだあまり普及していません。僕はこのことがすごく悲しいです。

闘病していた当時は子供だったのであまり声をあげれなかったけど、もっと色んな絵を飾ってほしいと僕は子供ながらに願っていました。

僕はその時の自分を覚えています。
その届かなかった声を聞くのは、その願いを実現出来るのは、今のぼくたち大人たちだと思っています。日本中の病院でホスピタルアートが普及した世界、今よりその世界のほうがずっと素敵だと僕は思います。そして、それはすぐにでもしたほうがいいのも僕は知っています。

こう願う、こう考えているのは僕だけではないはず。ホスピタルアートを日本中の病院で普及したいです。

僕にとってホスピタルアートの優先順位が高い理由を書きました。
人によっては優先順位低いかもしれませんが、自分や大切な人たちが病院にお世話になった時にホスピタルアートはないよりあった方がいいとも僕は思っています。

大阪でダイビングショップをしています。
これまでのホスピタルアート活動について

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