#47 ~ぎりぎり行動のメリットとは!?~
我が家のHSP(HSC)凸凹ギフティッドの苦手なこと。。。タイムマネージメント!
そのため、幼い頃からどこに行くにも時間ぎりぎりでした。
学校でもよく言われますよね「5分前行動」
我が子は集団生活では極限まで頑張っているので、一見問題が無いように見えるのですが、外でエネルギーを使い果たしてしまうぶん家ではぐだぐだ。
「このままではいけない」と考えた私は色々試しました。
諭してみたり、叱ってみたり、視覚に訴えてみたり。
しかし、困るのは私だけで、本人はそれほど困っていない様子💦
何故かいつもぎりぎりで間に合うのです。
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子供がかなり大きくなるまで、私はこの行動にはデメリットしかないと考えていました。
・心に余裕が無い(親だけ?)
・予想外の出来事が起きた時に対応する時間が無い
・早くに準備すればもっとパフォーマンスが上がるのでは
しかし、子供の特性理解が進むにつれて、実はメリットも大きいのかもと考えるようになりました。
ギフティッドチャイルドは、予測不能な未来の事柄への不安感が強め!
そのため、我が子にとっては「早めの行動が必ずしもプラスに働くとは限らない」ことに気が付いたのです。
例えばこんなことがありました。
受験当日、開始時間ぎりぎりに会場に向かう電車の中でゲームに熱中。
一駅乗り過ごし、あわや遅刻の大ピンチ。
一見マイナスな出来事ですが、結果としては良好!
試験開始時間に間に合うために全神経を集中することが精神衛生上良かったのか、到着してから緊張する間もなく始まったのが良かったのか。
現在の出来事だけに集中する時間。これはある意味マインドフルネス?
反対に、早めの行動ではデメリット面が出たことが。
とある分野の代表になった時のこと、我が子にしては珍しく早めに出かけて行きました。
私はやっと成長してくれたかと喜んだのですが、結果は惨憺たるもの。
我が子もショックが大きく、しばらくその話題に触れることすら出来ず、だいぶ経ってから話してくれました。
「開始までに時間があったことで、緊張と焦りが高まり、人との対応でも疲れてしまった」と。
開始後も集中することができず、実力の半分も出せずに後悔が残ったと言っていました。。。
「ぎりぎりの行動」
一般的には良くない。しかし、我が子にはメリットがあるらしい💦
もちろんこの行動にはリスクもあるので、オススメ出来るものではないのですが、
「センシティヴで不安感が強い、プレッシャーや緊張に対して耐性弱め」の我が子の様なタイプの子供にとっては、その場の雰囲気に飲まれず過度の緊張から身を守るのに有効な面もあるようです。
結局子供の特性に合った行動が一番良いのかもしれません(^^♪
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