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"統一教会問題の「黒幕」"相関図(『月刊Hanada』福田ますみさん寄稿より)

"統一教会問題の「黒幕」"相関図(『月刊Hanada』福田ますみさん寄稿より)

こんにちは。『月刊Hanada』2022年12月号および2023年1月号に福田ますみさんより寄稿されている、”ルポ統一教会”の①と②から、テキストだけでは見えにくい相関関係を補足するため図示してみました。
12/11にTwitterで上記の資料を共有させていただいて、既に4000人の人の目に触れ、100人くらいの方に資料を詳細ご覧いただけたようです。
Twitterでは更新ができないため、最新化を図るためにNOTEにもアップさせていただきます。

詳細は最寄りの書店にて『月刊Hanada』をお手に取っていただくか、下記をご覧ください。

またHanadaプレミアムから電子書籍をご購入頂くことも可能です。

やはりペライチの資料に落とし込むには膨大すぎて、すべてを入れ込むことはできてないのですが、スパイ防止法制定陣営(ここには自民党も含まれています)VS 反スパイ防止法制定陣営に分かれている構図を見て取ることができます。

大きな問題は、1985年に自民党から衆議院に議員立法としてスパイ防止法案が提出されましたが、当時はほとんど審議されず廃案。翌年に再提出を目指しますが、左翼メディアの猛反対と内部分裂のため提出されず、国内にスパイをのさばらす結果となり、そのため北朝鮮による拉致被害者を生んでしまったことや、ソ連KGBのスパイであるレフチェンコに、「日本は仕事がしやすかった」と言わせてしまう結果となりました。

現在に至っても、日本には数万とも数十万とも言われている工作員が、摘発されずにいます。これは単なる宗教問題、消費者問題、献金問題だけでは済まされない深さと重さがあります。

「今の旧統一教会問題は消費者問題を隠れ蓑にした政治闘争であり、戦後最も成功した左翼活動」

言論テレビ【右向け右】より

この様に福田ますみさんは、言論テレビの花田編集長との対談でこのように断じておられました。

また、同『月刊Hanada』1月号の「統一教会信徒議員の告白!メディアリンチと民主主義の危機」にて、いわき市議会の小野潤三議員はこの様に述べています。

今回の騒動は、共産主義と反共産主義の何十年にもわたる戦いの文脈で理解する必要があると思います。全国弁連も、マスコミに出てくる弁護士やジャーナリストも三十年前と同じ顔ぶれ。三十年前に教団を壊滅させようとしたが、できなかった。今回こそ息の根を止めようとの意図を感じます。彼らにすれば「少し問題はあるが存在は許される」団体では困る。100%否定されなければならないのです。これはもう被害者の救済のためではなく、イデオロギー的な信念でやっているとしか考えられません。その文脈で見ていかないと、自民党と保守陣営が分断されるだけのことです。それは誰を利するのか

『月刊Hanada』2023年1月号より

これらの渾身のルポを御覧いただきながら、また上記の相関図を精査頂きながら、統一教会問題の本質がどこにあるのかをご判断頂き、いかに仕組まれたものであるかということをご理解頂きたいと思います。

さらに、12月号の結びに紹介されておりました「良心の自由のための団体と個人の連携(CAP-LC)」より国連自由権規約委員会に提訴された声明文も、この問題を解き明かすために非常に有用な内容となっております。つたない和訳になりますが、合わせてご参照ください。

2022年12月16日 追記
相関図に勝共理論を追加。宮本顕治委員長の発言を追加。スパイ防止法について、否決ではなく廃案と修正。

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