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所有感覚の変化(物質→データ→価値観)

https://slowinternet.jp/article/borderless02/?fbclid=IwAR3YCbfyoBrG160RegtPgFdt8n9kOpWkuXGZQnJGm2bs4p-H1UMxk6FXjQM

スマホの登場により所有の感覚が変化した.
例: 昆虫採集 -> 写真や動画を撮る
物質による所有から写真や動画によるデータの所有へ変化.
更に,SNSへの投稿による空間や風景を所有する快楽を得る.

今は個々人の夢や偏愛を提示しやすい世の中になったと思う.
今までであれば,周りと違うことが好きだという事実を示すと,周りから稀有な目で見られることが多かった.
スマホの無い時代,学校での話題は,私が在学していた頃はデュエルマスターズやDS,テレビの内容,部活に関することや勉強内容のことが多く,それ以外の共感しづらい内容を話すことはほとんどなかった.
その中で,「雷や雨,カフェでの雑音が好きなんだよね!」という人がいると,何言ってるの…と思われるのことが多いだろう.つまりその環境で共感するひとはほとんどいない.
しかし,SNSの登場により状況は変化した.どんなに特殊なことでも共感する人が世界に1人はいるので,世界規模のSNSにて共感する人がいることを知覚できるようになった.共感性の知覚により,今は自分が好きなことを好きでいやすい環境である.

今後は,物質->データ->価値観の所有へ変化していくと思う.物質自体を所有することの快楽から,データを所有することへの快楽,より抽象化した好きなデータが何なのかを見分ける明確な価値観の所有への快楽と変化していく.アート思考が注目されている理由はここにあると思う.自分なりの視点を持ち,その視点における価値観を客観的に説明できる人が重宝されている.

また,所有に対する共感を得やすい環境が形成されている.SNSの登場により,世界規模での共感性を知覚することが可能になった.共感し合う人が集い作られるコミュニティの増加とオンラインサロンの興起が,物語っている.オンラインサロンも,明確な価値観が定まっている場所ほど,求心力を持ち社会への影響力を増加させていると思う.

自分自身,今後も多くの情報と触れ合い,自分の深層にある価値観を知覚し,自分と対話しながら夢を更新させ,具体的なビジョンを形にして共有できるように発信していきます.

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