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個人ブログも続かない - PVは無味、スキは重みが分からず、サポートされるほどではなく、オンラインサロンは胡散臭い - noteを続ける自己動機づけの試み
ブログとかnoteとか、何をインセンティブに皆さん執筆されているのでしょうか?私も図や論旨を業務に転用しているとは言え、結構なプライベートの時間を割り当てています。今回はnoteを続ける理由と自身のインセンティブ問題についての試験的な試みについてお話します。
noteを続ける理由
スタンスとしては下記です。
何かの言説が話題になった時に「私もこう考えていました」というのを日付つきで出したいというのが一点。
社内外のセミナーや、面接などで自身の考えを述べる時に、前後の関係性が複雑に絡み合った事象が多く(各コンテンツも基本3000文字越えてますし)「詳しくはこのエントリを」とやるのが良かった、というのが一点。
継続的に発信することによって面識のない方だけでなく、久しぶりの友人知人から仕事の問い合わせが来るのに役立っているというのが一点。
古巣のレバテックに残してきた教え子のエージェント達に充てているのが一点。どういうわけか感想が来るのはアルムナイが多いですし、一番読んで頂けているのは転職エージェントの方なのではと思っています。
つらつらと毎週noteを書いている理由。
— 久松剛/LIGのくま/教育システムに行き着いたEM (@makaibito) October 12, 2020
まぁ、PVがついてくればそれはそれで嬉しいのだけども、「あのとき私はこう考えてたんですよ」と過去を引用するためで、そのスタンスは国内発表論文に近いです。
なので私のnoteは異様に過去コンテンツを引用します。
自己のインセンティブ問題:スキの重みが分からないし、金銭的なサポートが必要なわけでもない
何を励みに書くかというのは非常に重要な問題です。企業テックブログについて下記のようなエントリを書きましたが、個人ブログを継続するというのも非常に難しいものがあります。
何かしらの承認欲求となるわけですが30話以上毎週継続してきて分かったこととしては、数字を承認欲求にするというのは精神衛生上良くないという感覚です。
例えばPV。商用よろしく個人ブログでPVを考えていくと、読み手が読みたいものを書く必要があり、加えてタイトルが過激にならざるを得ません。一方で書きたいことを書くとPVの伸びが低いので、それはそれで悲しくなります。
noteのスキ。これはスキの重みが分からないのが問題です。スキが1でもその方に凄く響いたことが分かればそれで良いと思いますが、Twitterなどで言及していただかないとさっぱり伝わりません。
労力の割にスキもPVも伸びなかった下記コンテンツは事業で考えると赤字案件ですが、Twitterで「何度も読みたい」とお声を頂いた時は救われる思いでした。こういう声を拾っていきたいと思うようになりました。
note有料化・サポートの利用
有料化noteについてはコンテンツを出すのは先に書いた「続ける理由」にあるように読み手を制限したいわけではないので異なってきます。
本件についてTwitterにてボヤいていた時に友人から「アメリカ的にDonationを求めたらどうか?」とコメントを頂きました。同様に「残り0文字で課金してみてはどうか?」とも頂きました。noteのサポート機能はこれに親しいように思います。サポートについては過去に2回ほど頂いたことがあります。ありがとうございます。ただ、別に金銭的なサポートはありがたいことに求めていないという状況にあって「サポート」という名称に抵抗があるところです。下記の30歳の時に欲しかった仕組みですね。
オンラインサロンという選択肢
書いたコンテンツにPVを稼がせるのではなく、書き手自身のファンになってもらい、マネタイズするのがオンラインサロンです。
私自身も何度か「やらないんですか?」とご提案頂いたことはあります。例えばこの記事を起点に展開するというのは十分可能だと思います。
しかし、オンラインサロンが全体的にはらんでいる複雑に絡み合った社会の事象を前に不安になっている人を単純化した大きな声で扇動するという光景に、現代版新興宗教のようだと感じていました。
複雑過ぎたり、様々な葛藤を煽る情報が溢れた結果、分かりやすく声のデカいインフルエンサーが持て囃されたりしますね。
— 久松剛/LIGのくま/教育システムに行き着いたEM (@makaibito) June 8, 2020
これは宗教の一種なのでは?と調べ始めたら似たようなことに言及されている先生が居られて腑に落ちました。
そして先立って特攻隊長がこうしたお話をされていました。一団にカウントされるのは避けたいなと。
でも、「そういう人たちによる需要が大きいから」とニーズドリブンで多くの出版社や著者、タレントが自己啓発方面に乗り出して、不安で金を払う客をたらい回しにして何度もしゃぶってきた側面もあるから、弊害が出たとき真っ先に槍玉にあげられるのはそういう業界や著者でしょうね https://t.co/cmEQJjOUoe
— 山本一郎(Ichiro Yamamoto) (@Ichiro_leadoff) October 19, 2020
「オンラインサロンとかしないんですか?」と言われることあるんだけど、オンラインサロン業界が何者なのか吟味してるうちに業界が闇落ちしたように見えてる。
— 久松剛/LIGのくま/教育システムに行き着いたEM (@makaibito) October 20, 2020
オンラインサロンや有料noteのように自身の発する言論を直接的にマネタイズすることに抵抗があるのだけど、この感覚は古いのか考えすぎなのかよく悩んでる。マネタイズに拘ると分かりやすいところに響かせるのが効率良いし。
— 久松剛/LIGのくま/教育システムに行き着いたEM (@makaibito) October 20, 2020
YouTubeみたいな間接的なものは理解できるのは広告に居たからかなぁ。
自分のバックボーンに大学に居た12年がなければ、とっととオンラインサロンやって容赦なく攻め込んでたかも知れんな。
— 久松剛/LIGのくま/教育システムに行き着いたEM (@makaibito) October 20, 2020
どう折り合いを付けたものか
コンテンツ継続のためのインセンティブと、マネタイズに対する低意欲。妙な天秤ですが思い当たったのはオフラインで仕事をしていた時に「この前は助かりました!」とお菓子やお土産をくれる感じです。
そこで「優先度は低いけど好きなモノ」を集めたアマゾンのリストを作ってみることにしました。プロテインバーとかキングドライとかトミカとかが送られてくるのは楽しげで良いかなと。ちょっとこれで反応を見ていきたいなと思います。
Amazonウィッシュリストです。
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