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「ファウスト」の令和版、作ります。

[前回の話題クイズ]

今日(2020年6月8日)から営業が約3ヶ月ぶりに再開された、合同会社ユーエスジェイが運営している大阪の遊園地は?

[正解]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

[手塚治虫の「百物語」]

僕は文学作品を読むのが苦手だ。中高生の頃から国語に対して苦手意識があった。一方でマンガを読むのは好きだった。中学生の時は図書館に置いてあった手塚治虫のマンガを読みあさっていた。

記憶をたどると「三つ目がとおる」「ブラック・ジャック」「火の鳥」「アドルフに告ぐ」といったメジャーの作品から、「七色いんこ」「やけっぱちのマリア」「ライオン・ブックス」といったマイナーの作品まで幅広く読んでいた。

その中で一番感銘を受けたのは「ライオン・ブックス」シリーズの中の一つ、「百物語」だった。

https://books.rakuten.co.jp/instantpreview/4a43d7c5c22431e78bc67e749dc2c8e9?viewmode=2&scid=wi_tzktokobo_0005_5

戦国時代を舞台に、真面目な落ちぶれ武士・一塁半里が汚職事件に巻き込まれ切腹される前に、女悪魔のスダマが助けて人生をやり直させるといった展開だ。

このストーリーにものすごく感銘を受けた。

顔のカッコ悪い一塁半里がスダマの知り合いの老婆魔女の作った薬で、イケメンの不破臼人(ふわうすと)に変わる

不破臼人が、自分自身の3つの願い(満足な人生を贈る・一国一城の主になる・天下一の美人を手に入れる)を叶えるために、召使いとなったスダマとともに冒険する。

冒険していく中で不破とスダマの関係が主従関係から恋愛関係(?)へなっていき、最後の展開に心を動かされた。

以上の3つがすごくハマった。

[高校時代に「ネオ・ファウスト」]

中学校を卒業して高校に入学して、図書館で手塚治虫のマンガを探した。

中学校と比べて手塚マンガの本数は少なかった。

だがその中で際立っていたのは「ネオ・ファウスト」だった。

「ネオ・ファウスト」は手塚治虫の遺作で、死去のため未完となった。

この作品は手塚治虫の3回目のファウストマンガ化で、舞台は1950年代〜1980年代となっている。

ファウストの2回目のマンガ化となった「百物語」と比べるとドロドロした展開だった。

※手塚治虫が初めてファウストをマンガ化させたのが1950年代で、「ファウスト」を子供向けにディズニーっぽいファンタジーなマンガとなっている。

https://books.rakuten.co.jp/instantpreview/cb2f06d3be5d328ab53dfedda812a1be?viewmode=2&scid=wi_tzktokobo_0129_1

話を戻すが、「ネオ・ファウスト」はバイオテクノロジーに対するアンチテーゼをテーマにしたマンガとなるはずだったが、その要に行く前に亡くなられてしまった。

非常に残念だ。。。

[手塚治虫のマンガからゲーテの戯曲へ]

以上紹介した3冊を高校時代までに読んだ僕は、ゲーテの戯曲「ファウスト」を読んでみたくなった。

高校の図書館の奥の本棚に「ファウスト」をみつけた。「ファウスト」は第一部と第二部に分かれており、分厚かった。

ちなみに読んだ本は下に記載している。

https://www.amazon.co.jp/新訳決定版-ファウスト-文庫版-全2巻完結セット-集英社文庫ヘリテージ/dp/4087529207/ref=pd_lpo_14_t_2/358-8762702-3095051?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4087529207&pd_rd_r=85dda37b-8be5-4a48-8a82-b1ae0ead3ae9&pd_rd_w=AcEmC&pd_rd_wg=FU2dq&pf_rd_p=4b55d259-ebf0-4306-905a-7762d1b93740&pf_rd_r=6W7026W81F4SM7HVP2D3&psc=1&refRID=6W7026W81F4SM7HVP2D3

読んだ感想は一言。「難しい・・・。

戯曲という形式は演劇の台本をイメージして作成されており、中世の舞台俳優が行えるように書かれている。

そこで手塚治虫のマンガ化「ファウスト」と並行して読んでみた。

時代背景は違えども、共通点を探しつつ「ファウスト」を楽しめられた。

ただし第二部は神話の女神や怪物などが出てくるので、現実離れした展開は疲労した。。。

[「ネオ・ファウスト」以後…]

高校を卒業し大学生になって以降、「ファウスト」と交わる環境はなかった。理系に進んだためといえば、言い訳になろうが事実だから。。

大学院生になってから本屋に立ち寄ってみるとゲーテの「ファウスト」が「まんがで読破シリーズ」の一つになっていた。買って読んでみた。

分かりやすい一方で、原作とかなりかけ離れている部分もあった。

原作は非常に複雑で理解するのが難しいため、一部省略したのだろう。。

でも、まぁこれはこれで良い展開だった。

その後も「ファウスト」がタイトルの一部になったマンガがあり立ち読みしたが、ゲーテの「ファウスト」を再現しているものではなかった。

[時代は令和へ。今こそファウストを!]

時代は令和となって2年目を突入した。現代は新しい疫病によりまだ混沌としている世の中だ(かもしれない)。

僕は主張する。ゲーテの「ファウスト」を分かりやすくかつ現代に即した形(マンガ)で表現するべきだ。

手塚治虫はゲーテの「ファウスト」を3度マンガ化しており、アニメ化も検討されていたそうだ(未完成)。中世ヨーロッパ・戦国時代の日本・戦後の日本と舞台は変われど、いずれも内容は面白い。彼の意思を継ぐとまではいわないが、この流れを止まらせてはいけない。

舞台は2000年代~2020年(現代)

タイトルは今の元号「令和」と「ファウスト」を掛け合わせて、「令和ウスト(レイファウスト)」。

現状、登場人物や具体的なストーリ構成はまだあやふやな状態。。。

あなたがもし「ファウスト」に興味を持ったならば、一緒に作りませんか?

構想が具体的な形をとりシナリオが整えば、このnoteの記事で「小説版 令和ウスト」書いていきます。


今日は夢の一つを綴りました。

最後まで記事を見てくださりありがとうございます!

それではまた明日!!

[今日の話題クイズ]

新しいロゴマークが飾られることになった、2020年7月にデビューする日産の新型電気自動車は?

正解は次回の記事で!










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