舞鶴の写真展『好街-このまち-』
●ここは街の玄関口
高速道路のIC、バス乗り場、駅...
旅人が最初に訪れる場所を"街の玄関口"と例えます。
確かにその通り。
ただ、街の玄関口はそこだけじゃありません。
旅人たちのこの街の拠点となり、初めて人と触れ合う瞬間を生むこの場所。
『ホテル』だってれっきとした"街の玄関口"です。
わたしたちはそんな"街の玄関口"に訪れる方々に
舞鶴というこのまちを伝えたい。
それは人々の日常だったり、ありふれた風景だったり。
誰も知らないような、秘密の場所だったり。
そんなこのまちの"あたりまえ"をお届けします。
●表のレイアウト
●裏のレイアウト
●撮影場所
●好街-このまち-
開催場所:ホテルベルマーレ
(京都府舞鶴市浜2002-3)
①:妙見の滝へ向かう道中
目が見えない母を救った穴観音。
そこからさらに奥へと進み、押し寄せる木々の中、
彼女には何が見えているのだろう。
【妙見の滝】 by SAKUMA
②:橋の上のカリンバ奏者
2014年に造られた前島みなと歩道橋。
東舞鶴の五条海岸から公園、フェリーターミナルへと繋がる。
東舞鶴駅から一直線に海を目指すとたどり着く。
長さ130m。そこそこ長い。
放射線構図の素敵な写真が簡単に撮れる。
皆ここで写真を撮ってInstagramに載せましょう。
【前島みなと公園~五条海岸】by MASAYA
③:縁側でひと休み
夏の日差し、内から眺める江戸の景色。
有形登録文化財にも登録されている大庄屋上野家。
なげわができたり、イベントがあったりと、大人も子どもも楽しめる空間。
【大庄屋上野家】by RINO
④:海を漂う雲海
冬、冷え込んだ朝には舞鶴の街を雲が覆い隠す。
青空とともに太陽が現れる頃には、
雲たちが列をなして海の彼方へと消えていく。
【満潮橋】by GANO
⑤:竜宮城へ続く海
舞鶴の人や場所を輝かせ、みんなで舞鶴をよくできる動画を作ろう」
そんな想いで舞鶴PR動画の制作が始まった。
しかし撮影日、朝の天気は雨。
でもそんな中でも笑顔は絶えず、それを後押しするかのように、
雨がやみ、太陽が見えた。
【竜宮浜海水浴場】by SAKUMA
⑥:青の景色
旧海軍の砲台跡地は今や隠れた舞鶴の絶景ポイント。
空と海が繋がる青の景色は心に残る光景になるはず。
【槇山公園】by MATSUMOTO
⑦:桜のトンネル
舞鶴に春を告げる与保呂川は桜の名所。
どこまでも続く桜並木を眺めながらの散歩は心も晴れやかに。
【与保呂川】by MATSUMOTO
⑧:カメラが写すもの
お気に入りのカメラを持って、気になる場所へ行き、記憶を撮る。
ここは安寿姫塚。森鷗外の「山椒大夫」で有名な安寿姫のお墓があり、ため池百選に選ばれた佐織谷池がある場所。
池の周りには様々な植物が群生している。
千年近くも昔の物語の舞台と、現代に生きる私たち。
なんでみんな僕にカメラ向けてるの。
【安寿姫塚】by MASAYA
⑨:内湾から外海へ
のんびりと釣りをしながら日の出を待つ。
時は朝まづめ、舞鶴港からは無数の船が湾外へと旅立っていく。
朝日に照らされたシルエットには、
釣り人たちの熱い想いが映し出されているような気がした。
【白杉漁港】by GANO
⑩:機関車と橋梁
京都丹後鉄道の予約制レストラン列車のくろまつ号。
天然木を使った落ち着いた雰囲気の車内と、
美味しい酒と料理とコーヒーと、車窓からの最高の眺め。贅沢と非日常。
奈具海岸での停車や、由良川橋梁での徐行。
そして始まる景色撮影タイム。
行った先が別世界、それもありですが、
道中が別世界の素敵な旅はいかがですか。
【由良川橋梁】by MASAYA
⑪:落ち葉を踏みながら
ザクザクと、夢中になって踏み進む。
燃えるような紅葉につつまれた、金剛院の景色。
春は青葉に、冬は雪に飾られ、四季を存分に楽しめる。
【金剛院】by RINO
⑫:#MAIZURU
舞鶴赤れんがパークに登場した『#MAIZURU』。
巨大なオブジェクトとノスタルジックな赤煉瓦倉庫をバッグに
撮る記念写真は1人でも何人でも必ず絵になる素敵なスポット。
【立体ハッシュタグ#MAIZURU】by GANO
⑬:五感で感じる港町
晴れた日に、全身で感じる風と太陽。
ボートのレンタルができるアオイマリーナ。
気軽にフィッシングやクルージングができる、
新しいライフスタイルを手に入れられる場所。
【アオイマリーナ】by RINO
⑭:シンボル
言わずと知れた舞鶴のシンボル・赤れんがパーク。
悠然と立つその姿は圧巻の佇まい。
【舞鶴赤れんがパーク】by MATSUMOTO
⑮:つながり、育んでいく
心踊る、遊び場に溢れた皆の笑顔。
自然に囲まれた青葉山ろく公園では、
アスレチックやキャンプを楽しむことができる。
休日は家族連れも多く、定期的にイベントが開催され、
そこから生まれる繋がりも多い、地域の交流場所のひとつ。
【青葉山ろく公園】by RINO
⑯:海近親水池
家族みんなで釣りや海水浴を楽しめる場所。
今日は小さな一歩が大きく広がる波を作った。
【舞鶴親海公園】by SAKUMA
⑰:大波街道から眺める夕日
舞鶴の東市街地と大浦地区を結ぶ大波街道からは
山並に沈む夕日がとても綺麗に見える。
この街道には桜の木が海に沿って植えられており、
春になれば美しい桜並木を眺めながら散歩を楽しむこともできる。
【大波街道】by GANO
⑱:月とグラデーション
夕暮れの舞鶴湾は1日の終わりを告げる幻想的な風景に。
波の音が静かに響き渡る。
【舞鶴湾】by MATSUMOTO
⑲:吸い込まれる
独特な雰囲気を残すレンガ造りの北吸トンネル。
古びた赤れんがの美しいアーチは人々を不思議な世界に吸い込みます。
【北吸トンネル】by MATSUMOTO
⑳:瀬崎の海へ続く坂道
海があり、山があり、草木が生い茂る。
若い純粋な瞳の先に広がるのは何かがある舞鶴。
【瀬崎】by SAKUMA
㉑:大門通りのお兄さん
海軍ゆかりの地、東舞鶴の通りには軍艦の名前がつけられています。
大門通りの北は富士通り、南は八島通り、など。
大門は軍艦の名前ではないのですが、
このあたりが軍港構内であった時代に東門、西門があり、
その門に通じる大通りを大門通りと呼んだそうで、
当時はカホンを頭にのせた青年はいなかったとは思います。
【大門通り】by MASAYA
㉒:ふとシャッターを切る
立ち寄った、海に煌めくある日の夕焼け。
海に面した舞鶴から見える日本海の景色は、まさに絶景。
風に乗ってやってくる磯の香りは、気分を豊かにしてくれる。
【匂崎漁港】by RINO
㉓:自然に佇む
戦国時代は匂ヶ崎城、戦時中は旧海軍用地、
そして現代では桜の季節が特に賑う、景色の良い丘の上の匂崎公園。
公園の奥に、海へと繋がる急な階段がこっそりとあり、そこで撮った写真。公園自体も自然が溢れているのだが、さらに自然に包まれる場所。
なおや、サンダルでこの場所は危ないよ。
【匂崎公園】by MASAYA
㉔:凪の舞鶴湾
雲の漂う青空と波のない日が重なると、
空の様子が海に映り船着き場では船たちが天に浮かんだような光景が。
ここが閉鎖された特別な湾内だからこそ見られる、
まるで湖のような不思議な反転世界。
【船着き場】by GANO
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