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#せんけす 最終回を観たよ

ドラマ『先生を消す方程式。』最終回、観ました。

昨日、最終回の前に勢いだけの感想を投稿をしたので、ついでに気持ちの整理のために最終回を観た感想を勢いだけで書いておこうと思います。

#呑みながら書きました の続きのつもりでだらっだら書く。です。)

いやあ、終わりましたね。完走しました。おつかれっしたー。

なぜこんなにやる気がないのかというとあれなんです。これだけは単刀直入に言いますね。田中圭と松本まりかのキスがエロい。ただし両者ゾンビ。夫婦ゾンビ。あれを見せつけられたらなんかどうでもよくなっちゃいました。

すごくない?見た?あそこだけでも見た方がいいよ。って言いたくなっちゃうズルいやつ。一目でこの2人は心から愛し合っていて経男(田中圭)は静(松本まりか)が大切で大切で仕方なくて、でも事故によって心が通い合うことが叶わない別れを経験してそれからまた奇跡の再会を果たしてようやく触れ合えたんだねってわかっちゃうやつ(情報量が多い)。

国民の不倫相手代表・田中圭も裏切らない憑依型俳優代表・松本まりかもともに芸歴20年のベテラン俳優コンビ。しかも脇でいろんな役をやられてきた百戦錬磨のお2人。そりゃあもう引き出しいっぱいあるよね。いやだって上唇からいく!?!?ふつうに生きてたら思いつかないよそんなの。ゾンビだってなんだってキッスのひとつやふたつ、ちゃーーーーんと魅せ場にしてくれますよね。

たぶんあのキスシーンは決まってたんだろうな、と思ったらYouTubeでおさむさんがそう言ってました。でしょうね。結局我々は製作陣の手のひらの上でころころ転がされているんです。知ってる。

何だか長い夢を見ていた気がします。

経男と静はゾンビになって結ばれました。これは見方によってはハッピーエンドだけど語り部である主人公が死んだという意味ではバッドエンドなので、やはりメリーバッドエンドなのかな。メリバは個人的に大好物だけどちょっと違う気もするけど気にしないことにする。

森でひっそり暮らすことになったあの2人、どうなるのかな。屍は腐敗して朽ちてしまうのではないか。痛覚はあるみたいだけどお腹は空くのか。それとも何かしらの魔法的なアレで永遠に生きられる身体なのかな。本当に続編があったらアダムスファミリー編に突入なのでしょうか。あの朝日先生が目を見開いたのもインスタのお人形さんも意味深ですね。いや、いいです。気にならないです。大丈夫です。

演者の皆さんの爆発的な芝居合戦は本当に面白くて満足でした。田中圭、松本まりかは先述の通りの安定感。そして世間が山田裕貴の底知れないヤバさにも気づいてしまったはず。生徒役の若手の皆さんもすごく呼応し合っていて飽きさせないお芝居をしていらっしゃいました。

が、贅沢をひとつ言わせていただくとすれば、視聴者は物語として納得のいく帰結を求めてしまうのですよ。胸糞エンドでもトンデモでもなんでも、ゴールとカタルシスを求めてしまうのが人間だと思うのです。もうその価値観自体古いのかもしれないけれど。そこはどうしても諦めきれなくて。

だってさ、役者の芝居の技術や台詞回しが見せ場、って言われたらそれは「ドラマ」でなくていいのよ。前者は設定だけ与えてあとは即興でどうぞ、でいいし、後者は朗読でいいじゃない(朗読を落としているわけではないよ)。

伏線が全部回収されなくても、とんでもない世界観でも、何でもいいんだけどさ。やっぱり「この物語にはこの展開が必要だった!」と思いたいの。それって脚本にしかできない芸当だと思うの。そういう意味で私は納得?はできなかったかな、と。うん、それだけ。それだけです。

義経先生の授業の場面での台詞は風刺もきいて刺さるものがあったしゾンビの田中圭にお祭り騒ぎで喜んだし、狂気(台詞量も含む)の山田裕貴のお芝居も堪能したし、松本まりか様は本当にまりか様で最後の蘇りのシーンとキスシーンで全てかっさらっていきました。画的な面白さという意味ではすごかったな。これが「テレビ」なのだな。

私の方程式は

田中圭 × せんけす = 白昼夢

でした。

おつかれっしたーーー!!!!!(雑)

▼最終回前の感想みたいなもの(?)

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