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だって、おいしそうな女だから

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柴崎マイが観察してきた「おいしそうな女」について描いたイラストエッセイ。
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2021年1月の記事一覧

美しいけど可憐なオンナでいるために

美しいけど可憐なオンナでいるために

“美しいけど、ときおり見せる可憐さ”

“親しみやすいけど、どこかミステリアス”

“キレイなのに、ちょっとしたヌケ感がある”

というような、相反する印象を持つオンナでいたいと思っている。

なぜなら、オンナはいくつになってもサプライズが入っていると、人をハッとさせる魅力を出すことができるから。

そんなオンナでいる方法のひとつに、洋服での色の魅せ方がある。

例えば、ラベンダーカラーは、“美し

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二種類の幸せ感を持つオンナ

二種類の幸せ感を持つオンナ

大人になっても美しく、愛されていて、好きな仕事で輝く「おいしそうな女」になりたい。

私自身がこの10 年で「おいしそうな女」を目指してきて感じるのは、「とにかく楽しい」「とにかく幸せ」と思うことが多かったということ。もちろん人生それだけでは済まされない辛い時期もあった上だけど。

それらひっくるめて、愛おしい10年間。

私は、人は「なりたい自分」や「目指す姿」があるときと無いときでは、「幸せを

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自信が蘇る、オンナとしてのブラウス

自信が蘇る、オンナとしてのブラウス

なぜだろう。自信があるオンナはそれだけで美しく見える。

内面にも外見にも、自信という美容液は絶大な効果を発し、オンナに瑞々しさと輝きと艶を与える。

「そんなオンナは稀よ」と、言いたくなる気持ちも分かるけど、オンナならいつからだって自信は持てるものだし蘇ると、私は信じている。

ほんの少しの変化でオンナは、進化する生き物だから。

例えばファッションを変えるだけで、別人のように自信のある雰囲気を

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“オンナの幸せ最上級!”の叶え方とは?

“オンナの幸せ最上級!”の叶え方とは?

キレイなることも、愛されることも、好きな仕事で輝くことも、願いはそれぞれ違えど、根本的な叶え方は一緒だと思う。

この10年、<美・愛・好きな仕事>を追いかけてきて感じたことだ。

そして、この3つの幸せを叶える「おいしそうな女」という女性像を提唱していると、それらを同時に叶えた人が“オンナの幸せ最上級!”として思うかもしれないけど、ほんとうの意味での“オンナの幸せ最上級!”は「自分が決めること」

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だって、おいしそうな女だから

だって、おいしそうな女だから

35歳以上でも「おいしそうな女」に見える女性がいる。

彼女たちは、いつまでもオンナだ。年相応の美しさを滲ませながら、最愛のオトコから愛され、自分の好きな仕事を手にして光り輝いている。

25歳のころに数ヶ月いたパリで、遠目で見かけたマダムたちのような女性だろうか。その実態はときに手からこぼれ落ち、霧の中にいるように霞みながらも、私は、30代40代とそんなオンナになりたいと思いながら、彼女たちのイ

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レース素材で“オンナ成分”を引き出す

レース素材で“オンナ成分”を引き出す

「オンナっぽい素材の代表」とも言える、レース素材の服を着ている女性が好きだ。

なぜだろう?レース素材にも色々な種類があるけれども、レースを纏っているというだけで、華のあるオンナに見えるからかもしれない。

レースそのものが持つ陰影がそうさせるのだろうか。それとも、デコルテや腕部分に作られる透け感がそうさせるのだろうか。

そのどちらでもあるだろう。

そして、部分的に使われているのも素敵だけど、

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育ちがいいオンナに見える最強の服

育ちがいいオンナに見える最強の服

発売当初から、タイトルが気になっていた本がある。

『「育ちのいい人」だけが知っていること』という本だ。

あったようでなかった「育ちのいい」という視点。

かつては多くの人が「育ちがいい」というのは、育った環境がいいと捉えていたところがあると思うけど、育った環境がいいというのは「しつけがきちんとされてきた」という意味であって、もし小さな頃にしつけがされていなかったとしても、大人になってからでも「

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