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なわざわはつあちゃん【2023年2月6日(月)】

2023年2月6日 晴れ

この記事で、絵本『いいからいいから』のおじいちゃんのように、みんなの心に余裕がうまれればいいのにと書き、さも、自分はその心の余裕を持ち合わせております、というような雰囲気を醸し出しておきながら、

昨日の記事で、早速それを裏切って、私が昔から持ち合わせている短気な一面が顔を覗かせてしまったのには、いたく反省した昨夜。

私は変わったのだ、昔とは違うのだ、と思っていたが、元来持ち合わせている攻撃的な一面は、結局のところ押さえ切ることができずにいる自分が不甲斐なく、そんな自分に嫌気がさした。

昨夜、そんなことを考えながら、ハイボール片手に、『バカの壁』を読み、自分はバカだなぁと思っていると、次女が私の前を手を振りながら横切った。

小さなバッグを肩にかけ、手提げ袋を持っている。
これは明らかに私から何か声をかけられるのを待っている。

どちらまで?と声をかけると、悩んでいたので、どこにいくの?と声を掛け直すと、「お友達のおうち」と言った。

そうなんだ。あなたはだれ?と問うと、少し悩んで「はつあ」と言った。
珍しい名前だな。

苗字は?と聞くと「なわざわ」と言う。
なわざわはつあちゃん。

珍しい名前だね。気をつけてね。と声をかけると、「なにが?」と言う。
おもしろい。

いや、お友達のおうちに行くなら、車とかバイクとかさ、と言うと、「うん!」と言って、去ったかと思ったら、すぐに戻ってきて、「久しぶりー!」と、とびきりの笑顔を見せる、なわざわはつあちゃん。

あ、なわざわはつあちゃん久しぶりー!とテンションを合わせると、再び「久しぶりー!」と言って、手を振りながら去っていった。

その後、それを何度か繰り返していたら、先ほどまで感じていた嫌な感情もふっとんだ。

なわざわはつあちゃん、ありがとう。
反省して、今後に活かします。

今朝は、少し気温も暖かくなり、気持ちも上がる。

姉妹も暖かくなることを喜んだかと思ったが、長女が、今日の学校の予定表を確認して「げー!」と叫んだ。

どうした?と聞くと、「体育がある。マラソン週間なんだよー」と嘆いた。

そんな週間があるのか。
なんかよい。

いただいたサポートは、もちろん未来ある子どもたちへ投資します。 もしサポートをいただけたら、具体的にどう子どもたちに投資し、それによってどう子どもたちが成長していったかの記録をしていくのもいいかもしれません。