この寛容さを見習いたい
2024年7月24日 晴れ
朝7時半に、長女のお友達が、家にやってくる。
理由は、今日は、その子のママが、早く仕事に行く必要があるから。
一時、我が家にステイして、時が来たら、二人で公立学童に行く寸法。
気心の知れた間柄だから、全く問題ない。
ピンポーンとチャイムが鳴って、やってきたお友達は、「おはようございます。お邪魔します」と、礼儀正しい。
親御さんに、そこはキチンとするように、厳しめに言われているのだろう。
違和感はあるが、もちろん悪い気はしない。
しばらく子どもたち同士で会話したあと、お友達は、おもむろにソファに転がっている次女のiPadを手にとった。
そして、慣れた手つきでパスコードを解除して、遊びはじめる。
学校終わり、よく我が家に遊びに来て、長女とiPadで遊んでいるからだ。
あまりにも自然な所作で、やや驚いた。
しかし、ここで気になるのは、次女の心理。
学校終わり、長女のお友達が遊びに来て、次女のiPadを使っていることを、次女はそれほど知らないだろう。
だから、「◯◯(次女)、iPad貸すのでいいの?」と、お友達にも聞こえるように声をかけてみる。
すると、「あ、貸して?」とお友達。
このあと次女は、なんて言うのだろうと、一瞬の間ドキドキしていると。
「いいよー!」と、全く悩む素振りなど見せず、明るく言い放った。
幼少期の私なら、まず嫌だと思うだろうから、そう明るくは言えなかったろう。
そして、しばらくして、「パパー、神経衰弱やろー」と次女は言った。
「いいよ」と答えると、「◯◯ちゃん(お友達)にiPadさせてるから」と。
笑。
次女の懐は、でっかいんだろうな。
お友達が遊ぶiPadを覗き込んで、こうやってやるんだよと教えてあげたりする次女の姿を見て、この寛容さを見習いたい、と思った今朝のこと。
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