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<転職で悩む方へ>君の会社は、どんな水槽?

今日は、今まで人事として経験を積む中で、退職する方、転職活動をする方にお伝えしてきたお話をします。

今の職場で悩んでいる方にとって、ほっとする、そっと背中を押してあげられるような記事になれば幸いです。

人事にも、本音がある

現職に退職相談をしたら、ものすごく批判されるんじゃないか、否定されるんじゃないか、と感じている方は多いのではないでしょうか。

人事的な目線で話すと、「会社の人事」として建前で批判することはあると思います。人事は会社の顔ですから、辞めようとする方を悪人にしようとする。そういうものです。

でも、それは人事「個人」の感想ではないんです。

人事を長くやっていると、正直会社の良いところ、悪いところがめちゃくちゃ見えてきます(笑)。

心の中は「会社がそう言うから私も言ってるけど、本心じゃないからね!」って思ってます(笑)。

会社を水槽で例えてみる

例えをひとつ挙げてみましょう。

私たちは皆さまざまな魚です。会社はそれぞれ水槽を表しています。

金魚鉢のようなかわいい水槽もあれば、色鮮やかな熱帯魚がいっぱいいる中くらいの水槽もある。はたまた、水族館のような大水槽もあるでしょう。

自分がもし金魚だったら、こじんまりした住みやすい金魚鉢が好きかもしれないし、思い切って大自然の小川に飛び込んでもいいんです。

私は最初大きな水槽を経験し、次に小さな水槽を経験したところ生きづらくなってしまって、思い切って小川に飛び出しちゃいました。

自分に合った水槽を見つければいい

一般的に人事としてこんなこと言うのはNGかもしれないのですが、もし今の水槽が苦しければ、もっと違う水槽に「ポチャンッ!」と飛び込んでしまえばいいのです。

水槽は星の数ほどあります。

たくさん海藻が生えている水槽も素敵だし、エビや淡水魚がいても楽しいかもしれません。

「あなたに合った水槽がいっぱいあるよ」

いち会社の人事としては最低かもしれませんが、退職した方には私なりのエールをいつも送っていました。

フリーランスという大海原に飛び出して

「色んな水槽があるよ!」と言いつつ、その水槽さえ飛び出してしまった私なのですが、一切後悔はありません。

小川から大きな川に、そして海に飛び出してみたところ、濁流や嵐に飲み込まれそうになる日々もあります。

けれども、私は自由に思いっきり泳ぎ回れるところや、美しい光、さまざまな生物にたくさんの刺激をいただいて成長しています。

水槽をつくってもいい

思い切って起業という名の新しい水槽をつくっても良いでしょう。どんな形で、どんな素材で、どんな仲間がいるのか、想像するだけでワクワクする方もいると思います。

もちろん、今いる水槽を素敵にDIYするもの良い方法です。

もしちょっと職場で疲れたら、転職を考えたら、自分たちを魚に例えてイマジネーションを膨らませてみましょう。肩のこわばりも少し楽になるかもしれませんよ。


今日はここまで。

くろねこ0.1歩

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