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ヒト

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2018年4月の記事一覧

自分というひと〜振り返り4〜

言葉が、いや、自分の頭の中に情報が、溜まっていて吐き出さないとどうにかなりそうだ。 二面性がある。笑顔でいたいポジティブな自分と、何も考えられないほど閉じた自分がいる。 昨年、一人暮らしをしていた時にマンションの2階に住んでいてベランダがあった。日中は光が差し込んで洗濯物を干して風が入って来る気持ちのいい場所。夜は向かいのおうちの窓とカーテンは当たり前だけど閉ざされ閉鎖された、月の光だけのスポットライトが灯る場所に変わる。 何回もイメージをした。ベランダの手すりに足をか

ほぼ(毎)日ヨガ※追加文あり

ほぼ毎日ヨガに通っている。 毎日約2時間くらい(2コマ)身体を動かしている。 今日はGWというのもあって、いつもの先生がお休みで代行の先生が来ていた。その先生はとても人気があって、いつも半分に満たないスタジオがその日はいっぱいになる程受講者が来ていた。(というのも某全国にあるヨガスタジオなので先生も沢山いる。このスタジオにはこの先生というのがだいたい決まっているのだ。だいたいは皆、通常通うスタジオは1箇所に決まっているが、追加料金などで登録スタジオ以外でも受けられる仕組み

自分というひと12

嬉しくて泣いてしまうような経験がしたい、とずっと思っている。 「嬉し泣き」というのは貴重な経験だ。大抵が悲しかったり悔しかったり。嬉しくて泣くというのは最高のご褒美だ。 真夜中、東京の街に耳をすますと不思議な気持ちになる。 現実と非現実との境目はここに、この場所、この時間にあるんじゃないかと思う。 社会人になって約10年。現実はたくさん見て経験してきた。 でも、まだ何かに期待している。「嬉し泣き」できるような何かを、その対象を社会との繋がりで経験できるのではないかと

自分というひと11

「もう、無理に頑張らなくてもいいんじゃない?」 仕事の復帰の話をした時、サラッと友人に言われた。 私は今33才だ。もう子供がいたって結婚していたっていい歳なのだ。あんまり、「無理に頑張らない」ということを考えたことがなかったから、おそらくそうって事ないかも知れないけどすごく何というか、驚いた。無理に頑張らないというのは、つまりは頑張るとしてもそれだけに一生懸命にならないとか、仕事中心の生活にしないとか、そういう意味だと思う。 仕事を休む前は、人生設計みたいなのを立ててい

自分というひと〜振り返り3〜

noteあげすぎなんじゃないかと自分で思うが今日は、ヨガの予定を全部キャンセルして引きこもっている。 なんだか最近調子よかったのにまたおかしい。でも、何がおかしいか分からなくて、吐き出したい「何か」が胸と頭と背後にごちゃごちゃとあるのだけは確かだ。きっと自分の棚卸しを早くしろということだと思う。 春はデトックスの時期だから。ウカウカしていると梅雨が来てしまう。そしたらどうせまた気が滅入るとか言うのが落ちなんでしょう。 前回の話しが結構重かったかもしれないと反省。でも、カ

自分というひと〜振り返り2〜

初めてだった。 腕にカッターをあてがったのは。 指先を切るイメージだけでも痛いのに、その時は腕に刃を向けていた。 ひとり。夜。無表情。無感情。 うまく切れなくて逆に痛かった。 数ヶ月続いた。 死にたくも、気持ちよくも、快感も、何もなくてあるのは苦痛だけ。 でもそれを腕の上を滑らすと紅い血が流れる。だんだん痛く無くなる。もっと、もっと。深く、深く。多く、多く。手で触って、口に含む。そうすると涙が流れる。浄化される気持ちになる。 ひとりの世界。 何を言われても耳

自分というひと〜振り返り1〜

過去の自分を振り返ってみる。 好きではなかったけれど、縁があって入った会社だった。トントン拍子で社員になれた。すぐにオープニングで異動できて、ルーキー的な諸先輩方と一緒に店舗の立ち上げの経験ができた。売上はよく、多忙だったけれど頑張れば頑張った分、数字として結果が出てやる気になった。先輩達もどんどん他店に引き抜かれ、気づいたら引っ張る立場になって責任をもらった。私は強気だった。 でも早番は朝7時にはシフトイン。遅番は24時までの拘束で終電。終電に乗れないことはよくある。乗

自分というひと10

夏休み、小学校に通っていた頃。 8月も中盤になるとたくさんあった休みが、急にあと少しになったようで何かに焦り始める。もちろん宿題も溜める方だけど、遊び残しているのでは、、、と不安になるほうが大きかった。(うちの地元は雪が降るので夏休みが8月末までで、冬休みが少し長い) 今日、会社に定期面談に行って着た。順調に良くなっているという事で復職もいよいよという感じで話が落ち着いた。 早く働きたいとずっと言っていた割には、いざ自由の期限がなんとなく決まると惜しくなって来るものだ。

自分というひと9

洞窟。 園子温監督の「愛のむきだし」の主題歌、ゆらゆら帝国の「洞窟」。 映画の中でもキーワードとして何回もセリフに出てくる。ネタバレにはなるけど、人の心の洞窟を埋めるのが宗教だった。ユウ(サソリ)の洞窟を埋めるものはマリアであり、盗撮と言う罪であり、愛だった。それだけのこと。 洞窟。 そう思うと、私は穴だらけの心だ。 からっぽ。 感情がないのだろうか。 ひどい事をしても何も感じなくなる時がある。かと思えばひどく罪悪感を感じる。感じるふりをしているのかもしれない。

星野源というひと

今やきっと知らないひとはいないであろう「星野源」。 映画ドラえもんのテーマソングから、今度はNHKの朝ドラの主題歌まで抜擢されているのだから。もう国民的な有名人。 私は、いや私も彼が大好きだ。 SAKEROCKの時はなんとなく知っている程度。演劇は好きなので大人計画は知っていたけど当時の私は彼を知らなかった。ソロで歌い始めてから歌声は耳にしていたがその程度。 グンと好きになったのは、JWAVEでラジペディアの番組を持つようになってから。(ちなみに当時のラジペの時間は私

昨日の出来事

先日、自分というひとの中でKに手紙を書いてたけど、どうやらKも書いては捨て書いては捨てでやっと出来上がったらしく昨日郵便ポストの中にそれが入っていた。 小包み。 私が去年休んで真っ先に会いに行ったときに撮ったの写真をアルバムにしてくれていた。「なんとかやってるよ、これをみて少しでも元気になってくれたら嬉しい」と手紙が添えてあった。 元気になったよ。ちゃんと手紙書くよ。13年もありがとう。

自分というひと8

ヨガを休んでしまった。3回も連続して。メールも返せていない。それは日常茶飯事だけど。動く気力が無くなる。でも外は晴れていると、どこかに行かなきゃ損する気持ちになって自己嫌悪。 他の人にとっては何でもない事。もしかしたら気にしなくてもいいんじゃないかな、て言ってくれるかもしれない。 私の心の中は感じる必要のない自己嫌悪で染まっていく。 弱さも強さも自分の中にある。全ては自分次第。なんて頭では理解している。人間とは不思議なもので、簡単にできない。理性を失うのも同じ仲間かな。

自分というひと7

どんどん落ちていく。 アリスの落ちた穴は深すぎて、どんどん落ちていく。 たしかこんなフレーズだったかな。中島監督の「渇き」の中に出てくる「不思議の国のアリス」の一節。 そんな感じ。 そう、普通のふりしてこの世界「全部めちゃくちゃ。だから何をしてもいいの。」そんな台詞があった。重なる意識。いつになったら戻ってこれるのか。 吐き出しのためのnoteは今は私のバランスをうまくとってくれる。頭や心の中にどんどん溜まっていく情報や想いを吐き出さないと、、、覚えていようとするん

私のシェフ

私は以前、オーガニックカフェで調理の仕事をしていた。 その時ほぼ素人の私に1から料理を教えてくれたのが、当時の女性シェフ。シェフは単身フランスに渡り修業をし、日本の三つ星レストランで働いていた経歴を持つ、小さい身体だが、腕にはタトゥー(フランスで入れたらしい)、耳にピアス、金髪、で怒るとめっちゃ怖かった。 でもピヨピヨの私に、包丁の使い方から野菜や肉の扱い方(洗い方から皮の剥き方、調理の仕方まで)を丁寧に教えてくれた。キッチンは2人しかいなかったから、シェフのフォローをひ