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自分というひと9
洞窟。
園子温監督の「愛のむきだし」の主題歌、ゆらゆら帝国の「洞窟」。
映画の中でもキーワードとして何回もセリフに出てくる。ネタバレにはなるけど、人の心の洞窟を埋めるのが宗教だった。ユウ(サソリ)の洞窟を埋めるものはマリアであり、盗撮と言う罪であり、愛だった。それだけのこと。
洞窟。
そう思うと、私は穴だらけの心だ。
からっぽ。
感情がないのだろうか。
ひどい事をしても何も感じなくなる時がある。かと思えばひどく罪悪感を感じる。感じるふりをしているのかもしれない。それでチャラにしようと脳の潜在意識が無意識にせっせと働いてくれているのかもしれない。自己中だ。わがままで、ひどく無神経で、気分屋で、非情だ。
鬱と診断されてから、泣いたのは片手で数えるほど。どこかに行ってしまったのだろうか。誰かも一緒なのだろうか。この虚無感。
外はこんなに晴れているのに、珍しい。
ヨガ漬けの毎日。無心で、汗をかく。そうしてないと気がおかしくなりそうだ。楽しいとこれを表現しているだけと思えてくる。
どうしたら立ち直れますか。まだ続くのですか。
だってまだ文学小説が読めないままです。
太宰よりネガティブな受け止め方になってしまいそうだ。
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