Protein vol.3
こんにちは⚽️
ミルキーです。
前回はカゼインプロテインについて僕なりになるべく詳しく書いてみました。さまざまな方のお話や論文等をみてもあまりおすすめはできないのがカゼインプロテインなのかなと思います。しっかりと特性を見極めて自分に合ったものであれば取り入れていくことで、効果は高まると思いますので参考までに読んでいただけたらと思います!(読んであげてもいいよという方はこちらをクリック)
今日は
3種類のうちの最後の1種類
ソイプロテイン
について書いていきます。
ソイプロテインとは
直訳するとソイ(大豆)プロテイン(たんぱく質)です。つまり大豆を原料にした植物性のプロテインです。それに対して、これまでの記事(Protein vol.1、Protein vol.2)で書いてきたホエイプロテインとカゼインプロテインは動物性のたんぱく質です。
動物性と植物性の違い
少し詳しく解説していきます。たんぱく質は上記の通り大きくわけると動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2つにわけることができますがさらに細かく分けるとホエイ・カゼイン・卵白・大豆プロテイン・小麦タンパクの5種類に分類することができます。このうちホエイ、カゼイン、卵白が動物性たんぱく質。大豆プロテイン、小麦タンパクが植物性たんぱく質ということになります。
動物性の特徴としては必須アミノ酸を含んでいるということです。必須アミノ酸とは体内で生成できない9種類のアミノ酸のことで、食事やサプリメントから摂る必要があります。必須アミノ酸を含んでいるため運動をしている人、スポーツマン、ボディビルダーには効率よく多くのたんぱく質を摂取することができる最適なサプリメントですが、飽和脂肪酸やコレステロールなど過剰摂取による生活習慣病が懸念される栄養成分が多く含まれるため多少注意が必要です。
それに対して植物性の特徴としては油脂をほとんど含んでいないということです。よって動物性のたんぱく質に比べダイエット向きであり脂質異常症などの生活習慣病にはつながりにくいプロテインということになります。しかし必須アミノ酸をすべて含んでいるわけではないため筋力増強や筋肥大にはあまり向いていないと考えられます。
ソイプロテインのメリット
上記では大きく植物性のプロテインの特徴についてまとめましたが、ソイプロテインのメリットはなんでしょうか。まず植物性は一般的に必須アミノ酸をすべては含んでいませんがソイプロテインはその必須アミノ酸をすべて含んでいるというのが特徴です。つまり動物性のホエイプロテインと少し劣るくらいで成分はあまり変わらず、油脂も少ないという理想的なプロテインサプリメントともいえるでしょう。
デメリット
そんな理想的ともいえるソイプロテインのデメリットとしては、吸収が遅いということがあります。ソイプロテイン自体はアミノ酸結合が多く、その分消化されるまでに時間がかかるためです。捉え方によってはメリットにもなりますが吸収に時間がかかるということは筋肉の修復に時間がかかることにもつながります。
またもう一つのデメリットとしてソイプロテインを作る工程で苦味成分が生成されるということが挙げられます。そのためソイプロテイン独特の風味がします。
最強ソイプロテイン
デメリットとして吸収が遅いということを書きましたが、ソイプロテインの中で必須アミノ酸を含み、油脂が少なく、吸収も早いものがあります。それがソイプロテインをさらに分解した大豆ペプチド(ソイペプチド)です。多くのアミノ酸結合をさらに分解して細かくすることでより吸収も早くしたものです。減量しつつ筋力もキープ、増加していという方にはとてもおすすめです!しかしホエイプロテインに比べると吸収速度、筋肥大率は落ちてしまうため安価で効率よく筋肥大や筋力UPしたい方はホエイを飲むべきだと考えられます。
まとめ
ソイプロテインは必須アミノ酸を含む油脂の少ないたんぱく質で、ホエイプロテインよりゆっくり吸収します。よってタイミングとしては就寝前、もしくは吸収が遅いことから満腹感も得られるため減量中やダイエット中の食事と一緒に摂ることもいいでしょう。
また大豆ペプチドは多くのアミノ酸結合を細かく分解したもので、上記のメリットに加え吸収も早くなります。体を絞りつつ筋力を維持、増量したい人にはおすすめです!
ただし筋肉の分解を防ぐ、早く合成を効率よくおこないたい場合はやはりホエイプロテインがもっとも効率的であると、数々の研究でも実証されているため結論としては就寝前と減量、ダイエット期間中に飲むことを勧めます!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。ここ1週間3種類のプロテインについて解説していきましたが、細かい種類でいうとまだあります。しかし代表的なものには代表的といわれるだけあってどれも効率的にたんぱく質を吸収できます。自分の目的にあった種類を選ぶことが大切です。種類に迷った際は是非参考にしていただければと思います!
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