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わたしが子どもの頃、マミちゃんに会いたかった理由。

昨日の『言葉の借金事件』を経て、このnoteをずっと下書きに入れていたことを思い出した。(詳しくは昨日のnoteをご覧ください)
今日こそ、ずっとためてしまったこのnoteを完成させる・・!
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マミちゃんこと、永田マミ。
即興パフォーマンス集団:Dのメンバーです。

わたしは『マミちゃんて素晴らしい人なんだよ』と方々に触れ回っているのだけれど、その理由を改めて言葉にしてみたいと思う。

わたしは自分のままでいいんだと、頷くまで言い続けてくれた人

子どもの頃にマミちゃんと会いたかったなと思っている。
理由はたくさんあるけれど、マミちゃんと話していて、何度も子どもの頃の自分をハグしてもらっているような気持ちになったからだ。

マミちゃんとの出会いはおそらく今から6年くらい前。
当時のわたしは今のわたしよりもっともっと自信がなくて、
自虐ネタを言ったり、『わたしほんとダメなんで』と言ったり・・
今思い出すとよく頑張って生きていたなと思うけど、とにかく自分のことを卑下して発言しないと怖くてしょうがなかった。
"誰かに評価される前に自分で落としておいた方が傷つかない"という、子どもの頃からこびりついた癖があったからだ。

マミちゃんは、時にはそんなわたしの顔を両手で挟んで、
『マイキーはそのままで、生きてるだけで素晴らしい人間だよ!認めるまでわたしはこの手を離さないよ!!!』
と言って、本当に頷くまで手を離さなかった。
本当に離さないことに笑いながらも、何度も訪れたそういう瞬間、わたしは決まって泣いてしまった。
マミちゃんはもう覚えていないかもしれないけれど、わたしは一生覚えていると思う。

あんなに力強く自分を肯定されたことは初めてで、
というか、きっとそれまでもたくさん肯定してもらっていたんだろうに、不安な自分の方が勝ってしまった。
頑なに"自分を卑下して安心する状態"を続けている方がラクだったわたしに、マミちゃんは力強く『あなたはそのままでいい』と言い続けてくれた。

「何言ってんの!マイキーは最高だよ!」と、マミちゃんが大きな声で言う。
その度に、「そうかな・・?もしかして、ほんとにわたしは最高なのかな・・?」と、その頃のわたしも、心の中にいる子どもの頃のわたしも、ドキドキしながら自分に自信をつけていった。

わたしは臆病だから、きっとひとりじゃ自分を認められなかったと思う。
マミちゃんが何度も目をそらさず、時には顔を両手で挟み、大きな声で届くまで伝えてくれたから、自分の中にある素敵な部分を認めることが出来た。

子ども向けのレッスンをしている中で、『子どもたちにこの人と会って欲しい!』と、感じる人たちと一緒にやっていきたいね。とよく話している。

子どもたちに、マミちゃんに出会って欲しいなと思う。
わたしも子どもの頃、マミちゃんに会いたかった。

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