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【認知療法】認知の歪みに気づき、苦しみから解放されよう!

こんにちは、URU生のまかなです。

今回の記事では、「心理カウンセラー/上級心理」の取得を目指して勉強している内容をアウトプットしていこうと思います。

|この記事に書いてあること

・ 心理学を学ぼうと思ったきっかけ
・ 認知療法とは「認知の歪みを発見する」
・ 物事の見方には必ず2つ以上の見方がある

|この記事を読むと

・ 認知の歪みに気づくことができる
・ イライラしやすく、落ち込みやすいのは「なぜか」がわかる
・ 物事の捉え方の間違いに気づくことができる

心理学を学ぼうと思ったきっかけ

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私は子供の頃、両親共々ギャンブラーだったため、常に両親は不在、家庭環境はひどく、ネグレクト、DV、アルコール依存症・・・

両親の遊び代(ギャンブルや飲み代)は、子供のバイト代から支払われ、私の子供時代は壮絶な人生だったなと、今は冷静に振り返ることができています。

そんな家庭環境の中で育つと、大人になった自分の人との関わり方に、問題が生じることが多くあり、人間関係での衝突、日々生きづらさを多く感じるようになりました。

自分の軽率な発言により傷つけてしまったり、失礼なことを平気で言ってしまったり、相手の気持ちを考えられなかったり、様々なトラブルが起きました。

恩を仇で返してしまったこともあります。

人を信用することができないため、常に人を疑い、優しくされることに恐怖をも感じていました。

自分が原因で良い関係性を築けていないことに気づき、「表面的なお付き合いではなく、信頼し合える良い人間関係を築けるようになりたい」と思い、自分の心と向き合うために心理学の勉強を始めました。

明るく前向きな心がある一方で、ものすごくネガティブに物事を捉えてしまうところもあり、勉強を進める中で、心がぎゅーっと痛くなる時もありますが、自分で自分を苦しめてしまっていたことに気づけた時、自然と涙が溢れ、周りの優しさや温かさを素直に感じることができるようになりました。

人の温かさに触れ、「ありのままの自分でいてもいいんだ」「こんな私でも生きていてもいいんだ」と思えた時、涙が溢れて止まりませんでした。

自分で自分を苦しめ、傷つけてしまっていたことに、本当に心から自分に謝りました。

自分が幸せでないと周りの人たちを幸せにすることはできないですし、自分が不幸でいることは、周りをも不幸に巻き込んでしまうことになるのです。

そのことに気づかせていただいてから、自分に対して優しくなれた気がしています。

心理学を学ぶ中で、自分の認知の歪みに気づき、相手からいただける好意を素直に受け取れるようにもなれました。

この記事が、同じように幼少期の経験(トラウマ)から人間関係で悩み、生きづらさを抱える方へ、何か気づきや一人で抱える苦しみが少しでも和らいでいったらいいなという思いも込めながら、書き続けていこうと思います。

私自身も日々自分と向き合いながら、今勉強していることが今後何か人のお役に立てるように、勉強に励んでいこうと思います。

認知療法とは 「認知の歪みを発見する」

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認知療法は、1960年代初め、アーロン・T・ベックによって開発された心理療法です。

もともとうつ病治療に用いられていましたが、最近では薬物依存症や心的外傷後ストレス障害、強迫性障害、人間関係トラブルなど、幅広い臨床的問題に適用されています。

この認知療法では、『苦痛を感じている人の考え方は、「硬直化しやすく(硬くなりやすく)、「歪んだ」ものになりやすい』と考えています。

実際、私自身も物事を歪んで捉えてしまったり、自分の中の思いこみや決めつけから物事を見ていることが多くあります。

「絶対にこうだ!」と決めつけてしまったり、「自分はなんてダメなんだ」「自分なんて最低な人間なんだ」とマイナスな考えばかりしてしまうこともあります。

日頃からこんな風に考えてしまったりしていると、イライラしやすく、落ち込みやすくなってしまいます。

このように苦しみを抱えやすい考え方(思考)の硬直化を緩めて、歪みを正していくことをするのが、「認知療法」なのです。

私は、周りの方に注意していただくまで、自分の認知が歪んでいることに気づくことすらできていませんでした。

物事の見方には必ず2つ以上の見方がある

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考え過ぎてしまったり、気にし過ぎてしまったりしていると、物事を多面的に見ることができなくなってしまいます。

自分の中の考えに固執し、永遠にその負のループから抜け出せなくなり、結果的に精神的に苦しめられ、色々な問題や悩みを一人で抱え込んでしまうのです。

この状態に陥ってしまう背景には、「情報処理の間違い」があります。

オールオアナッシング思考
黒か白か、0か100か、どちらかしか認めない、間は認めない極端な思考。
「成功」か「失敗」かそれ以外はない。
「正解」か「不正解」かの両極端。
結論の飛躍
不確実な情報から無理やり結論を導き出す。
「彼がこっちを見ないなんて、嫌われたに違いない」
「ラインを返してくれないのは、私のことが嫌いだからだ」
「挨拶をしたけど無視をされたのは、私のことを嫌っているからだ」
読心術
証拠もないのに、他人の考えを決めつける
「こう思っているに違いない」
「彼が自分のことをバカにしているのはわかっている」

私は、この全てに当てはまり驚きましたが、自分の見方、捉え方の間違いに気づくことができると、心がとても軽くなりました。

自分の中にこんな考え方があって、だけど、物事にはもっと色んな見方、捉え方があるんだなと気づくことができただけでも、自分の中の変化を感じることができました。

このような考え方をしてしまうのは、もうやめておきましょう☺️

物事には必ず2つ以上の見方があり、そして、その見方は全て自分次第でいかようにも変えられるのです。

何か出来事があった時に、どう捉えるかでその後の行動も変わってきます。

1つの考え方に固執するのではなく、もっと違う考え方はあるかな、どんな見え方があるかなと、物事を多面的に見られるように習慣づけていこうと思いました。

自分だけでは視野が広がらなかったりするので、人に話してみることで、「こんな見方もあるんだ」と新たな気づきをいただけることもあります。

人は一人では生きてはいけないので、助け合いながらもきちんと自立して、自分の人生をハッピーにしていけるよう、「思いやり」のある人間に成長していこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

定期的に更新していこうと思いますので、ぜひ、フォローしていただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします!

まかな ^_^



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