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萩旅行

帰省がてら、普段行かないエリアも合わせて旅行すると、なんとなく得した気分になります。田舎あるある……?

同じ県でも、電車がなかなか通っていないところだと、どうしても車かバスで移動することになる。
今回はバスだったが、一時間に一本あればいいほう。しかも初日はほとんど雨に降られてしまうという……恨みでもあるのかと疑いたくなるほど冷房キンキンのバスを出た瞬間、警報レベルに雨が強まり、どよよん~とランチへ向かう。おいしいものを食べるんや!

意味のない傘を差しながら、せっかくグルメで紹介されていたお蕎麦屋さんに向かうも、一時間は待つといわれて断念。もう少しだけ歩いて、別のお蕎麦屋さんに入る。これがまたとてもゆっくりなお店で、結局一時間以上は席で待つことに。最初のところで粘ったほうがよかったかも……とどよよよん~となりましたが、雨は弱まってくれました。

萩の城下町

天気が悪いかわりに、暑いと感じることがほとんどなかった。
木戸孝允の旧宅など、偉人たちにまつわるスポットにたくさん出会えます。
ほんとはレンタサイクルで萩城跡とか行く予定だったのですが、断念。また晴れているときにチャレンジできたらいいな。

プリン専門店のプリン コーヒーゼリー/いちごミルク

さいきん増えてきた瓶プリン。おいしい。瓶がかわいいから捨てるのがもったいないなあ、と一瞬思ってからポイ。
旅館のあの窓側のスペース(なんていうんだっけ)でまったりするのが至福だなあ。ドリンクサーバーがあったので、無限ホットコーヒー。ありがたし。
温泉もしっかり入り、美味な夕朝食をいただき、大満足でした。

海の見える夕食会場


翌日も雨だったけれど、屋内観光に切り替えたのでちょうどよかった。
行き先は明倫学舎。十年前まで小学校だったところをリニューアルして、博物館としてオープンしたそうです。
木の匂いが心地よいのと、隅々まできれいな空間で、リラックスできます。

木目の廊下がずっと続いています

教室ごとに、萩の地理に関する展示や、歴史を紹介するムービーなどがあって、使い方が工夫されていました。
机と椅子が並べられた、まさに教室のままの部屋もあって、それも楽しかった。挙手をして写真を撮ってもらったら、急に天命を感じ取った人のモノマネになりました。

有料エリアもあって、そちらは幕末志士に関する展示がメイン。美術品や武器などが収められたコーナーが予想以上に多種多様で、文字どおり博物館の充実度……!
明倫学舎、萩観光客の全員におすすめしたいくらいです。

風鈴の揺れる渡り廊下


旅行→作品に落とし込むのをやりたいのだが、記憶や写真に引っ張られすぎる気がして、あまりできていない。でも、ほかの人が詠んだ旅行の連作を読むのはとても好きです。

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