安座上 舞

気づくと仕事ばかり、増えてるのは体重だけ?夢は何だったのか分からなくなった戸惑うアラフ…

安座上 舞

気づくと仕事ばかり、増えてるのは体重だけ?夢は何だったのか分からなくなった戸惑うアラフォーです。日々の思いを綴りたいです。

最近の記事

運命の人?

かつて恋人がいた。 彼はあまりに優秀で、筋が通ってて、当時人気の韓ドラに出演している俳優のように美形で、5歳年上のひとだった。 わたし?といえば、丸顔にこけしの様な細い目、姿勢も悪いし、化粧の仕方はおろか日焼け止めを塗ると謎の発疹が出るので、年中色黒、その割には不健康で、常にだるいと思いながら生きていた。 はじめ、新入生を連れてドライブに連れて行ってくれる彼は、何と奇特な先輩だろうと思っていた。卒業試験も控えているのに余裕だなぁ…と。その内、自分だけが誘われるようになり、ます

    • 年も明けてないのに抱負

      旦那(も医師だが)の職場でのポジが確定しつつある… 誰もなりたがらない、所謂、管理職だ。 給料が上がるわけではなく、余計な書類と会議が増えるだけの罰ゲーム。 考えただけで楽しくなさそう、ストレス溜まるだろうと予想される。健康管理が重要だ。 私も勤務医で、共働きだ。 私は家事を基本機械任せにしているが、それが無理なのが料理。しかも苦手。食べさせるより食べる方が好き。だけど、40代中年夫婦の健康を考えると、やはり和食を中心に、質素でも良いから、なるべく自分の手で作るに越したことは

      • 気づくとおおみそか

        去年の秋から色々なモノと戦い、ほぼ独立?して無茶だけど別の職場に顧客ごと移り、家を建てるわ、その家が不良品だわで、気付けば心身の不調を来していて、いつの間にか大晦日を迎えている。 ここへ来て、自分のしでかした事のヤバさに気づくけど、もう後には引けない。ドタバタと不調を言い訳に、当然年賀状の1枚も書けていないけど、もういい。 ハガキの郵送代を考えると、年賀状て来年まで生きる慣習だろうか。惰性の人に出すには労力見合わなくなるだろし。ぐーっと限られた人にのみ選びたいお土産みたいなも

        • あの日のスープ。

          田舎から、月数回出てきては通う不妊治療。その時、かじかんだ心をほぐしてくれるのがスープストックトーキョーのスープだった。 採卵うまくいかなくても、移植が失敗に終わっても。 ある日の事だった。傷心のままカウンターで注文し、スープを受け取ったのはいいが、通路を巨大なバギーで塞ぎ、反対側に回ると同じお客さんと思しきママ友の子供が駆け回る。危うくトレーを落として子供の頭にスープぶっ掛けそうでヒヤヒヤ。それでも一切気づかないママさん達…「傍若無人」とはまさにこのこと。他のカップルやおひ

          なにもない

          なんだろう… やるべき仕事はあるし、家の中も小汚いけど、なにもやる気が起こらない。 かといって、わたしがあわてて動かなくても、周りが困ることはない。特別に必要とされている人間ではない。 やりたいこともない。ニュースが聞こえても心に引っかからないし、音楽を聴きたい気分にもならない。普段は文字を無駄に追いかけるけど、今日はしんどい。 不安とも違う、不満?いや。余程の豪勢なことでなければ食う寝るあそぶには事欠かない。でも、食べたい気持ちも遊ぶ気持ちもない。ここ数日具合が悪く寝

          なにもない

          家、ほんとに建つんだろうか。

          転勤で何度も引っ越したが、互いの実家の中間地点で、尚且、互いの仕事場へのアクセスが良い町に、新しい住宅街ができるということで衝動的?に一戸建てを建てることにした。 とはいえ、我が家は子供もいない夫婦2人。平家で十分ではあるものの、色々と考えてしまう…。 土地を買う契約の後からウクライナ侵攻が始まったり、円安が進んだり。(ローンの金利が安いのはありがたいが…) 水廻りも、値段や機能でサッサと決めてしまい、インスタなどに溢れるお家づくりに情熱を燃やす方々のような拘りもなく。あれ

          家、ほんとに建つんだろうか。

          あのこは貴族。(続)

          前編に登場した、前任のレジデントの先生。 彼女もまた、貴族だった。 御父上は国立病院のお偉いさん。 幼少期からお嬢様学校。 現役で一番高額な私立医大に進学。 そしてその美貌とスタイルで、モデルのバイト。 天は二物どころか、いくつ与えているのかねぇ… 彼女は御父上と同じ医局(旧帝大の内科)に入局され、大学院もきっちり卒業。そしてこれまたエリート医師と結婚され、子宝にも恵まれ、ブランド病院で仕事も続けている。結婚式の写真では、式場のパンフレットですか?と聞きたくなるような長身

          あのこは貴族。(続)

          久々のティータイム

          何年振りだろう。直でおしゃべりするのは。 ラボの先輩、後輩と近況や今後の展望について語り合ってきた。 1番の驚きは大学の闇。旧帝大のポスト争いはあいも変わらず白い巨塔状態のようだ…。そして、門外漢の変な人がコネで部長になるなど、珍現象が起きているところもあるようだ。きちんとしたポスドクから見たら怒りしかないだろうな…。 こんな状況ではどんどん研究が廃れていって、ますます日本は没落してゆくような感じがする。 まぁ、こんな偉そうな事を書ける身分では無いのだけど。(持病で大学

          久々のティータイム

          あのこは貴族。

          わたしの靴下はいつも母趾のとこだけ穴が開く。 爪が上向きに生えているから仕方ない。 何とか誤魔化し履いているが、人前で靴を脱ぐ時に見られまいと必死。今日も干した洗濯物を畳みながら、靴下の穴がないか確認していたら、昔の思い出が蘇ってきた。 あれはまだ、田舎ののんびりした病院での初期研修を終えて、繁華街の三次救急病院で内科レジデントとして働き出した頃だ。 もともと化粧もしないし、髪はボサボサ、野暮ったいことこの上ないのだが、さらに忙しさでゾンビのようになっていた。オシャレな靴で

          あのこは貴族。

          果てしのない課金ゲー

          といっても、スマホゲームの話ではなく、先日久々に会った友人と話していて、あまりに教育費と習い事にかかる費用が高くて震えた話です。(タイミングよく、白饅頭日誌さんでも話題になっていますね。) 私達は東京などではなく、地方にいずれも住んでいる。友人の子供たちのうち、数人はまだ幼稚園児のようだが、もう英語やら受験勉強に取り掛かっているとのこと…費用も高く、1回のレッスンで1万越えもあるようで。ただ、住んでいる地域によっては仕方ない部分もあるらしい。 1人の友人が以前嘆いていたの

          果てしのない課金ゲー

          がん検診

          去年は生理が重なりそのまま放置していた子宮がん検診を受けた。エコーは問題なく、結果は2週間後。 電子カルテ上、他院での不妊治療の履歴があるからか、「42歳、最後のチャンスにかけてみんね」と優しい言葉をかけていただくも、やめておきますとお答えした。 旦那にも一応確認を取ると、同じ答えだった。 この不安定な世界で、老いた自分達の両親の面倒も見るようになるだろう。万一私らの子として生まれ出ても、それが幸せではなく苦行になるとしたら… そもそも旦那が忙しすぎて。とてもじゃないけ

          Forever young

          久しぶりに、昔の職場の仲間と会う。ちびりちびりとコーヒーを飲みつつ、コロナの間に積もった話に花が咲いた。 会うきっかけになったのは、昔の職場の後輩が開業し、内覧会に行って皆でお祝いを伝えたこと。 40代に入り、それまでの仕事のやり方で行き詰まったり、やりたい事が他に出てきたり、子育てが少しひと段落したり、親世代の病気などで実家近くに戻ったり…色々だ。みんな共通してるのは、白髪が増え、体力もなくなってくることか。 それぞれ、この3年間、頑張ってきたんだと感じつつ、なぜか竹

          歩く。

          最近色々モヤモヤしている。中年太りもその一つ。仕事はデスクワーク中心であり、やはり圧倒的に運動不足…。 正しく歩くのに靴も買いたいけど、とりあえずウォーキングのために以前買った靴にインソールを入れて、夜の市街地を歩く。今日は1時間程。 夕飯もサラダと肉で、炭水化物は抜き。 あとはこれを継続できるかどうか…。

          足るを知る

          満ち足りているのかな。物質的には。むしろ衝動買いしたものたちを結局使わずに終わって、最近ではネットのフリマに出したりしている。 満ち足りていないのは心…?会話でもそうだったけど、心が何を求めているのか、それを表すにはどんな方法を取ればいいか分からない。 心の求めるもの…愛の営み、子供、歌を唄ったり、、けれど旦那は忙殺されてるので、とてもじゃないけど無理そうだし、子供が欲しい気持ちはあるけれど、旦那に持ちかけられるような雰囲気ではない。それにもう42歳。タイムリミットは近づいて

          会話

          コロナ禍が関係あるのか、ないのか、分からないけど。1日の中で、挨拶や業務連絡以外に、自分には話すことがない。 夫も忙しく、もともと寡黙なタイプで、我が家には子供もペットもいないため、家庭内に音の無い時間も多い。職場では、ランチをとりながら話すことは、コロナ対策のために禁じられている。 それなら、もともとどんな会話をしていたのか、と聞かれると、思い出せなくなっている。時々、悲しくなったり、むしゃくしゃしても、持って行き場もない。仕方ないからこうして文に書いたり呟いたりするけ

          そもそも、夢とはなんぞや。

          子供の頃、「将来の夢は何ですかー?」と聞かれたら、「花屋さん」「お母さん」「看護婦さん」と、主に職業を答えていたと思う。 (私だけではないはず…) けど、いざ大人になり、何らかの仕事に就き、「夢叶いましたか?」と聞かれたら、どうだろう… 自分自身は一応希望の仕事に就いたけど、「これが本当に夢だったの?」と最近自問自答している。 もちろん、夢は次々に生まれたり、変わることもあるんだろうけれど。今のわたしには夢がないけど、ある日ポンと湧いてくるのかなぁ。 仕事の帰りに流れてき

          そもそも、夢とはなんぞや。