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配牌を制する者は麻雀を制するのか!?その2

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

今回記事は、こちらの記事(配牌を制する者は麻雀を制するのか!?)の続編です。

前回は、配牌のシャンテン数・受け入れ枚数をもとにした配牌スコアなる謎概念を導入して、アガリ率や局収支等を調べました。

ただ、それだとシャンテン数はともかく、受け入れ枚数をいちいち数えるのは現実的でない、ということや、役牌など鳴きの可能性について追えていないという課題がありました。

そこで今回は、よりわかりやすい指標となりそうな、
・配牌(13枚)時点のメンツ数
・配牌(13枚)時点の両面塔子数
役牌の暗刻、対子の有無
別の、アガリ率や局収支牌譜解析で調べました。

なお、メンツ数・両面塔子数のカウント方法は次のように行いました。
(1)シュンツを抜けるだけ抜く。
(2)暗刻を抜けるだけ抜く。
(3)両面塔子を抜けるだけ抜く。

また、エクセルのピボットテーブル集計のメモリ不足対策のために最初の500万局(2000万配牌)のみ集計対象にしました。

2.メンツ数・両面塔子数・役牌有無別の局収支とアガリ率(牌譜解析結果)

メンツ数・両面塔子数・役牌有無別の局収支とアガリ率の牌譜解析結果をまとめたものが下表・グラフになります。

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