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初手ドラや一発時の愚形追っかけリーチ判断

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

押し引き判断について語るにあたり、自分の形とか打点とか初手切る牌の危険度などはよくある分析対象ですが、今回は、語られる機会が比較的少ない、
初手に切る牌がドラ
・相手リーチが一発巡
について、シミュレーションで調べてみました。

2.シミュレーション条件等

・自分南家
北家がリーチしている(東家・西家は非リーチ門前)
・現在、自分の切り巡で危険牌を切ってリーチすれば、無筋カン37待ち2600点の門前聴牌
初手切る牌種類と、相手リーチが一発巡かどうかを変えながら、1~18巡目のシミュレーションを行う。

具体的には、下図のようなグラフを作成します。

画像1

画像2

横軸が巡目で、縦軸が局収支、折れ線一本がある初手危険度牌別局収支です。

ドラ関連については、アガリ率・放銃率のグラフも用意しました。

以下、有料部分で、グラフの掲載と簡単な解説を書いていきます。

3.初手ドラ関連の局収支など(シミュレーション結果)

まずは、初手切る牌がドラがらみの場合から見ていきます。局収支が下グラフになります。

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