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一向聴で孤立ドラ切りの是非

研究代表者 nisi
研究協力者 とつげき東北、みーにん

1.はじめに

今回は、次の牌姿のような一向聴で、孤立のドラを切って一向聴の受け入れを最大に取るか、複合搭子から1枚切ってドラへのくっつきの変化を残すかという問題を取り上げます。

ドラ5s

2.シミュレーション条件等

〇想定捨て牌

搭子の種類(4パターン)
両面対子+両面…455m45p
両面対子+カンチャン…455m35p
リャンカン+両面…357m45p
リャンカン+カンチャン…357m35p

浮き牌の種類(4パターン)
5sドラ
赤5s(ドラ9m)
2sドラ
4連形…ソーズが5678s、ドラ9m

手牌赤枚数(3パターン)
赤0枚
赤1枚…ピンズ5pが赤
赤2枚…ピンズ5pが赤、マンズ5m1枚が赤

〇巡目(3パターン)
5巡目・8巡目・11巡目

具体的には、以下のような表を作成します。

表の見方は、左上がデータ種類(局収支orアガリ率or放銃率)、行方向が搭子種類・浮き牌種類・手牌赤枚数による分類で、列方向が巡目による分類+浮き牌切り時・浮き牌残し時・差分(浮き牌切りから浮き牌残しを引いた値。数字がプラスであれば浮き牌切りの数値のほうが大きい)のデータです。以下、有料部分で表掲載と分析していきます。

3.一向聴で孤立ドラ切りの是非(シミュレーション結果)

まずは、局収支の表から見ていきます。下表になります。

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