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聴覚障がい者として生きる私

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障がいというものに怖がる必要なく、ありのままの自分を個性として活動してきた人生を語っていきます。以下の通り、活動してきた経験談を中心に記述しています。 ●全日本ろう学生懇談会運…
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#聴覚障害

私は役に立てない人間なのか。#2

私は役に立てない人間なのか。#2

#1では 、20代の生き方を振り返ってみた私の想いを書いてみた。何にも考えず、ただひたすらに駆け回っていたので、自分のことをじっくり思ったことはないために最終的に大きな挫折を経験してしまった。大きな挫折によって、描いていた夢への道が途絶えてしまい人生を大きく変えてしまうことに自分が勇気出来ずに苦しんできた。自殺を考えるほど、深刻な精神的苦痛に悩み続けている最後の20代と30代の始まりであった。

 

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情報収集の学びを得た場所

情報収集の学びを得た場所

今の私がいる活動者としての心構えの一つであり、その自芽を咲かせた原点が「全日本ろう学生懇談会」である。(以下、「全コン」と略称しておく。)全コンで何?と初めて聞く方もいるので、簡易に説明したい。

全日本ろう学生懇談会(以下略「全コン」)という団体は、全国のろう学生(※1)が集まって、交流をはじめ、学生生活で起こる様々な問題について話し合っており、ろう学生がより良い学生生活の向上を図るために活動し

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青年部活動との出会い

青年部活動との出会い

(※私が最初に取り掛かった青年部活動の原点は、ここからである。ちょうど10年前になる。当時の販売工夫は手作りの印象があった一枚である。)

私が、ろう運動に関わってきたのは全日本ろう学生懇談会が最初であることは(「情報収集の学びを得た場所」)で記述して伝えてきた。今回は、その続き青年部活動について最初のきっかけを振り返ってみたい。ちょうど10年目なのである。

青年部活動に参加する声があったのは当

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活動者の私と会員の私

活動者の私と会員の私

先日の投稿「青年部活動の出会い」に続き、もう少し振り返ってみたい。全コン役員に始まり、現在まで青年部役員をやっていたらちょうど14年間の活動者としての生い立ち(記録)というわけだか事情によって、3年間の空白時間がある。この3年間の空白は非常に苦しい人生であるがこれは後ほど、精神的に落ち着いてきたら話していこうと思うが今は難しいので省略する。

 ただ一つ言えることは、活動者の私が3年間のブランクを

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