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デフ・スタディの時間に迫る

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YouTubeチャンネル「ma-hideの挑戦‼︎」にて配信中のリストの一つ、「デフ•スタディの時間ですよ。」シリーズを中心にしています。 この動画を作成するにあたり、収まらなか…
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#手話

実はこんなことが起きていた

実はこんなことが起きていた

ここで紹介している差別事例は、大きく聞かれているお話である。しかし実は、細かな差別事例というのは数えきれないこといっぱいある。その中で、私が驚いた事例を1つ挙げたい。その事例は、北海道で起こったのである。また被害者は、なんと母校の大先輩であり母校には指導教材として取り扱うことなかった差別事例のお話である。

 当時、被害者の担任をしていた方とお話して裏の状況を知ることが出来た。また当時の新聞記事も

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わが指のオーケストラ

わが指のオーケストラ

この動画で最も見て欲しいのは、「わが指のオーケストラ」という作品で挙げられている内容である。きこえないことを知る上ではもっとも分かりやすいし、面白い物語として楽しめる漫画があることを紹介したい。

 きこえない人の歴史を知るというのは、長い日本語で書かれる文庫みたいな書籍が多くあるがこれを読んでいくことは苦手な方が多いだろう。歴史が好きとか、読書が好きでないとあまり関心が少ないかもしれない。でもこ

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市民への手話普及

市民への手話普及

この日、実は札幌市手話言語条例が制定して4年目を迎える記念すべき節目である。あっという間に4年経過したわけであるが、まだまだ市民に手話言語条例があるということの認識は低い。ただもう一つ、忘れてはならないのが実は手話言語条例の前にある条例が成立した。この条例がもう5年目経ったわけである。

「札幌市障がい特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」(以下、「情報コミュニケーション条例

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ろう学校とはどういう場所?

ろう学校とはどういう場所?

乳幼児から高校卒業までの18年間、学んだのは「ろう学校」である。聞こえる人が通う普通学校での選択も必要だと考えたこともあったが結局ろう学校育ちで、学齢期が終わったのである。卒業式が終わった今頃は、必ず学年末テストが控える時期であり、この期間が私にとっては嫌いな時間だったことを覚えている。

 私だけではなく、卒業生の多くは同じ気持ちだろう。そりゃ無理もない笑!一緒に学び、語ったり部活動で汗を流した

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手話言語条例に想う

手話言語条例に想う

ついに3月に入った。3月というのはお別れ、旅立ちという風潮であるわけだかもう一つ忘れたはならないのがこの手話言語条例が制定する新しいスタートの月でもあるということをみなさんに知っていただけたらと思ったわけである。しかし、ここで紹介しきれなかった部分がある。

 最終的に目指すのは、「手話言語法」の制定・施行であると何度も声上げているわけであるが、この言語法制定を政府に求める意見書を実は、北海道議会

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声代わりの手話言語に想うこと

声代わりの手話言語に想うこと

目が見えない障がい者や肢体不自由で車椅子の生活をする障がい者など、障がい者のほとんどは普通の人と同じ、聴覚はもっているわけである。そのため、音を聞いたり音を発することで日常生活上では概ね問題がなく、生活できるということがある。

 しかし聴覚をもっていない、もしくは著しく困難な課題があるという障がい者。ここでは聴覚障がい者と一括りで表現する。この聴覚障がい者が日常生活をする上で考えなければならない

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