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うつ病・双極性障害(躁うつ病)関連のサイト・サービス21個まとめ

<20'/5/15   U2plusの運営元を かいじゅうカンパニーに変更。>

<20'/4/02  アプリ「emol」 YouTube「ほっしーのメンタルハックちゃんねる」を追加。U2plusのサービス終了について追加。>

<19'/1/14 アプリ「Bipolar Diary」Web発信の漫画「休職中のまいちゃん」「うつを甘くみてました」「うつ妊! 」「松浦さんの双極ライフ」を追加>

<18'/6/21「soar」「KibunLog」を追加。紹介にTwitterアカウント追加 >

私はうつ病・双極性障害などの方を支援する会社に所属し、プライベートでも双極当事者として発信をしているため、この領域に関わるつながりや情報が多々あります。

そこで、私の知っている範囲での「うつ病・双極性障害(躁鬱病)に関するサイト・サービスまとめ」を作ろうと思い、早速作ってみました。

松浦というフィルターを通して選んでいるので、実際に皆さんにとって有益かどうかはご自身でしっかり調べてご判断ください。

●当事者向けサイト・サービス【Webサービス】

・U2plus(ユーツープラス)※2020年5月1日 かいじゅうカンパニーが運営元に変更

うつ関連サービスの代表格といえばコレ、と個人的に思っているWEBサービス。うつ病などの精神疾患に効果があると言われている認知行動療法をベースにしたうつ病コミュニティ。後ほど紹介するcotreeさんが運営をされています。裏話としては、このサービスが世に出る時に、メディア掲載をお手伝いをしたりもしました。

<2020年4月30日追記>
サービスの立ち上げ前から知っている身として、サービス終了はとてもショック。。でも、cotreeさんが無償で2年間運営を継続してくれたことはとても意義深いし、感謝の気持ちでいっぱいです。
U2plusの意志が、新しい認知行動療法の取り組みとして次に引き継がれることを願います。

<2020年5月15日追記>
運営元がかいじゅうカンパニーに変更。この会社の代表こそ、u2plusの生みの親「東藤さん」。巡り巡って親元へ。これからが楽しみです。

関連:U2plus初メディア掲載

・ここトレ

認知行動療法の第一人者である精神科医・大野裕先生監修のサイトです。

関連:大野裕@yutaka_ono(Twitter)

・SPARX(スパークス)

認知行動療法をベースとしたRPGゲーム。ニュージーランドで作られたものを運営会社ヒカリラボ代表の清水さんが粘り強く交渉し日本用にカスタマイズして提供。ちなみにヒカリラボの公式Twitterは19,000人のフォロワーがいる、大人気アカウントです。

関連:ヒカリラボ@Hikari_Lab_Inc(Twitter)

・takk!(タック)

オンラインカウンセリングを提供するcotreeが運営する「頼り合えるつながりを生む、頼みごとボックス」のtakk!。このサービスを作った想いのnoteから、以下抜粋を掲載します。”「ありがとう」と言える・言ってもらえるつながり、人に頼れる安全な居場所、新しい出会いへのわくわく感。オンラインの「弱いつながり」から、そういう豊かなつながりが増えていくように、とつくられたのが「takk!」” ちなみに、cotree代表の櫻本さんはとてもフランクで素敵な方。どんどんサービスを作っていくバイタリティが素晴らしいです。

関連:takk!開発背景ついてのnote
関連:櫻本真理@marisakura (Twitter)

・KibunLog:気分ログ日記

このまとめを作ったあと、TwitterでKibunLogの中の方にフォローいただいたのをキッカケにしったアプリ。その日の気分に特化して記録していくというのが他にはない特徴です。また、気分って言われてもパッと思いつかないものですが、 「幸せ」「イラッ」といった直感的に浮かびやすい表現にしているところも素晴らしい。先程から出ている認知行動療法を取り組む中で、「自分の気分をつかむ」ということが重要になります。その練習としても適したアプリだなと個人的に思います。

関連:@KibunLog(Twitter)

・Bipolar Diary - 双極性障害専用 健康管理アプリ -

このアプリを作成したRemaさんは身近な方が双極性障害になったことをきっかけに作成を決意。当事者の方の意見を受けながらRemaさんお一人で完成させられたとのこと。ご自身も体調を崩されていて休職中にアプリをリリースされたことにも驚き。このアプリ公開後にTwitterで連絡をいただきお会いしましたが、想いがありアプリを多くの人に届けたいという気持ちを感じ、応援したいなと思いました。

関連:@_Rema____ (Twitter)

Emol - AIと会話して心に癒しを

感情を記録してAIロボと会話するアプリ「Emol」を開発する、ちかみさんとはビデオ会議で一度やりとりさせていただきました。
人ではない相談相手としてのAI。愛らしいデザインと、質問に答えるだけで感情記録になる設計が素晴らしいアプリだなと思いました。2年間で17万ダウンロードも納得。ちかみさん自身がアプリ開発をしていて、細かな点まで包み隠さず教えてくださり、私自身が色々、勉強になりました。

関連:ちかみ | emol(Twitter)

【オンラインカウンセリング】

Reme(リミー)

オンラインカウンセリングのリミー。代表の近藤さんにはとてもお世話になっており、リミーさんが運営するメディアでは、「松浦個人のインタビュー」「所属する会社のインタビュー」「双極性障害当事者としてのコラム」といったいくつもの記事を掲載いただきました。また、対談イベントもリミーさん主催で行わせていただきました。

関連:双極性障害当事者(松浦)としてのコラム
関連:Reme(リミー)@Reme_nomal(Twitter)

・cotree(コトリ―)

U2plusやtakk!を運営するcotreeさんのメイン事業であるオンラインカウンセリング。コトリ―のできることとして、「カウンセリングやコーチングの専門家が、あなたの変化への道のりをサポート」と掲載されています。

関連:cotree (コトリー)@cotree_official(Twitter)

【情報サイト】

メンタルハック

有名メンタルヘルス系ブロガーであるほっしーさんの運営するブログ。メンタルヘルスに関する情報を幅広く、ほっしーさん自身がうつ病当事者という立場で発信されています。私自身、Twitterなどで双極性障害の当事者と発信することを決意した時、一番研究したのがほっしーさんのブログとTwitterでした。
<20'/4/02  YouTubeチャンネルも追加>

関連:ほっしー@メンタルハッカー@HossyMentalHack(Twitter)

・BIPOGRAPHY(バイポグラフィー)

双極性障害に特化したノウハウ情報サイト。「症状」「対策」「体験談」「スキルやノウハウ」「コラムやエッセイ」「関連カテゴリー」というカテゴリーごとに、当事者の方から集めたナレッジを掲載されています。私も一部、投稿して掲載していただいています。

関連:白楽たまき@tamakishiraku(Twitter)

・soar(ソア)

障害や難病、LGBT、貧困、格差の中の子どもなど「社会的マイノリティ」の人々が持つ可能性が広がる瞬間を捉えるメディア。記事にはうつ病や適応障害、双極性障害といった疾病の当事者の方のインタビューが深く掘り下げて記事にされています。以前、soarさんのイベントに参加したことありますが、「一瞬だけバズる記事ではなく、ずっと読みつがれる記事をと思い、1記事に相当な時間をかけ1万字を超える文字量の記事にしている」ということを聞き、よりこのメディアのファンになりました。

関連:双極性障害当事者の方のsoar記事
関連:soar / ソアー@soar_world(Twitter)

【Web発信の漫画】

休職中のまいちゃん

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双極性障害で休職中だったできごとを漫画にして、ピクシブやTwitterで発信されています。多くのフォロワーさんから共感を得ていらっしゃり、2019年春にはコミックエッセイの出版を控えているとのことです。

関連:まい@休職中(Twitter)

<追記>
漫画エッセイ「まいちゃんの双極取扱説明書」発売されました。

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・うつを甘くみてました

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「うつを甘くみてました」のコミックエッセイを出版されている双極性障害Ⅱ型の当事者でもあるブリ猫さん。「うつ甘」はうつを抜けた人のまんがではなく、双極真っ只中!トンネルの中からのレポートと、ブリ猫さんの生き方を描いた漫画とのこと。ご本人とは、とあるイベントでお会いしてから、Twitterでつながりをもたせていただいています。

関連:ブリ猫。@うつを甘くみてました(Twitter)

・うつ妊! ~私、妊娠しちゃダメですか?~

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「うつ病だけど、ベビーが欲しい!うつ病だって妊娠・出産は出来る!投薬治療中の作者が描く、リアルうつ妊活エッセイ! 」Twitterで作者の月ヶ瀬さんをしり、やりとりさせていただきましたが、当事者として知りたくてもなかった情報を漫画で分かりやすく伝えられていて応援したいなと思いました。

関連:月ヶ瀬ゆりの(Twitter)

・松浦さんの双極ライフ

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私、松浦の双極性障害にまつわるあるある話や対処や働くやといった「双極ライフ」を取り上げた漫画。私が原案を描き、漫画家ののんた丸先生に作画を、精神科医の佐々木規夫先生に監修をしていただいて作成している漫画です。

【自殺予防】

OVA(オーヴァ)

Googleなどで検索した時に出てくる広告欄を活用し、「自殺」などのワードで検索があったとき、「死ぬ方法を考えるあなたへ | 話をきかせてください」というメッセージと共に、相談へ誘導する取り組みをしているOVAさん。代表の伊藤さんは精神保健福祉士の国家資格を持ち、ご自身自ら相談業務を行われています。とても紳士で優しい方です。

関連:NPO法人OVA@OVA0714(Twitter)

【就労移行支援(うつ特化型@東京)】

リエンゲージメント

心理検査や認知行動療法の提供、就職後のフォローシステムなどを特徴とされています。グループで心療内科・精神科を開院されており、休職者に向けてリワークの提供もされています。

・リファイン

ビジネスパーソンに特化、就職先も年収300-1,000万円といった企業となっています。心理カリキュラムやビジネスコミニュケーショントレーニング、キャリアカウンセリングなどを行っています。かなり負荷の高い実践的なプログラムが特徴。

・リヴァトレ

スタッフや他利用者とコミュニケーションをとりながら「生活習慣」「疾病・ストレス対処法」「ビジネス実践力」「生き方・働き方」の4領域をメインとした様々なプログラムを提供、私の所属する会社のサービスでもあります。私自身、サービス開始の2011年6月から3ヶ月間利用した後、社員となって7年目です。

●友人・家族の方向けサイト・サービス

・encourage(エンカレッジ)

うつ病患者の家族向けのコミュニティサイト・エンカレッジ。「気持ちや出来事を投稿して相談し合う」「近い立場の人たちと 繋がる」「困ったことをつぶやくと 専門家から アドバイスが返ってくる」という点が特徴。代表の林さんも疾病当事者で、家族支援の重要性を実感されてサービスをつくられています。

関連:encourage@2017encourage(Twitter)

・聴くトモ養成講座(Light Ring.)

精神科医や臨床心理士など若者支援の専門家から、若者に特化した専門家に相談する前の初期支援力(ファーストエイド)を学ぶ講座。代表理事の石井さんは学生時代からNPOを運営し、多くの当事者に寄り添う「聴くトモ」を輩出されています。

関連:特定非営利活動法人Light Ring.@NPOlightring(Twitter)


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