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アラブ豆ご飯、ムジャッダラを作ってみた

ヨルダンでも新規感染者数がピークを迎えていて、今は活動先に行ってはいけないことになっている。
なので、もっぱら家の中で過ごす時間が長くなった。
そんな生活も、気が付けばあっというまに3週目に突入している。

私は基本的にめんどくさがりなので、料理する時もあまり手の込んだものを作らないけど、せっかくなのでヨルダンにいる間に、いろんなアラブ料理を作れるようになりたいとは思っている(笑)

そこで、12月に挑戦したのが、レンズ豆を使ったアダススープ。

すごく簡単に作れるし、いろんな野菜を入れたりして工夫ができるし、分量がテキトーでも完成するし、何よりも簡単にアラブを感じられるからおすすめ(笑)

前回これを作った後に、同じくレンズ豆を使った「ムジャッダラ」という料理を、次に作りたいと思っていて、今回ようやく重い腰をあげて作ることにした。

ムジャッダラというのは、とってもシンプルな豆ご飯。

この前、キリスト教徒のヨルダン人の家にお邪魔したときも、お母さんが作ったと言って見せてもらった料理もムジャッダラだった。

アダススープを作った時に使ったレンズ豆は、皮なしのオレンジ色のものだったけど、ムジャッダラに使うレンズ豆は、皮付きの茶色のレンズ豆だということは知っていたので、それを購入するためスーパーへ。

スパイス売り場のお兄さんに、「今夜ムジャッダラを作りたいけど、どのレンズ豆を使ったらいい?」と聞いたところ、二種類の大きさの茶色のレンズ豆を混ぜて使う方が良いとのことだったので、両方とも購入した。

1kg入っていて、どちらも約230円

いつもレシピを検索する時は、工程とか材料が複雑すぎず、かつ、そこそこ本格的な味になるように、いくつかのレシピの良いところを組み合わせて作っているので、今回もその方法で(笑)

材料(3~4人分)
・米2カップ
・茶色のレンズ豆(大きさの違う2種類を合わせて1カップ)
・玉ねぎ1個
・オリーブオイル
・クミン
・塩
・ブラックペッパー

お米は今回2合使ったが、量を変えるときは、常にレンズ豆がお米の半分の量であれば、ちょうど良い具合に仕上がる。

まずは、レンズ豆を水で数回洗って、水と一緒に火にかける。
レンズ豆を茹でた水は、捨てずに取っておくことが大切。

少し柔らかくなればオッケー

同時進行で、横のコンロでフライドオニオン作りを開始。
少し多めのオリーブオイルが温まったところで、玉ねぎ1個分投入。

油はねに注意

今回の工程で地味に一番難しかったのが、このフライドオニオン作り。
1回目は、玉ねぎを真っ黒に焦がしてしまったので、リベンジ。
強火→弱火と、途中から火を弱めて、じっくりと揚げることがポイント。

これは失敗作。材料無駄にしてごめんなさい。

フライドオニオンで使ったオリーブオイルを鍋に移し、そこに洗ったお米を投入して、火をつける。

そのあと、先ほど茹でたレンズ豆を追加。
お米とレンズ豆を混ぜた後に、上に2cmくらい被るくらいの水を入れるけど、その時に、レンズ豆の茶色の茹で汁を入れるのがポイント!
足りなければ、水を追加する。

レンズ豆の茹で汁

あとは、鍋にクミンを入れて混ぜ、沸騰したら蓋をしてから15〜20分待つ。
出来上がったら、塩とブラックペッパーで味を調節して、お皿に盛りつけた後に、フライドオニオンを載せたら完成!!

美味しそう!!

地味に手間がかかったフライドオニオンだけど、これがいいアクセントになっていて、すごく美味しかったー!

材料はこんなにシンプルなのに、なぜかモリモリと食べれてしまう。

一人なのに2合のお米を使ったので大量に出来上がってしまったけど、何回もお代わりして、次の日の朝には完食(食べ過ぎ笑)

ヨーグルトがあれば、もっと良かったなぁ。
アラブ料理はヨーグルトと一緒に食べることが多い。
というのも、アラブ料理にはたくさんの油を使うことが多いので、ヨーグルトと一緒に食べると、さっぱりと食べることができる。

ご飯 × ヨーグルトの組み合わせがこんなに良いなんていうのは、ヨルダンに来るまでは知らなかったこと。

次にムジャッダラを作るときは、ヨーグルトを添えて食べよう!

日本に帰ってからもアラブ料理を作れるようになりたいと思って、ここに作り方を残しています。

今後もアラブ料理を作るたびにレシピを書き留めていこうと思っています。

日本で作るときは、レンズ豆さえ手に入れることができたら簡単に作れると思うので、ぜひ作ってみてください!!

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