見出し画像

難民キャンプで活動しています

『ヨルダンで何してるの?』
とたびたび聞かれるので、私のヨルダンでの活動について書こうと思う。

ヨルダンにはJICAの青年海外協力隊として来ている。
任期は2年だけど、前回2年前にヨルダンに来てから3ヶ月半ほど経ったときに、新型コロナウイルス拡大の影響で日本に帰国しなければならなくなった。
1ヶ月前にやっとヨルダンに戻ることができて、今回もまた一から2年間、ヨルダンで暮らしていく。


ヨルダンには、パレスチナやシリアからの難民がたくさんいるが、私はパレスチナ難民キャンプの中にある、女性プログラムセンターという機関に所属している。

私の活動内容は、その女性プログラムセンターに通う女性の就業支援だったり、難民の青少年(小学生〜高校生)に向けた情操教育(体育、音楽、美術、英語などのアクティビティ)をすることであった。

ヨルダンに来る前に書面にて知らされていた活動内容と、現地に行ったら求められることが実際に違うというのはよくある話。

私も、上記のようなことを聞いていて、そのような活動をするのかと思いきや、実際には女性プログラムセンターの横に併設されている幼稚園にて、4、5歳の子どもたちへのアクティビティをしてほしいと求められた。

なので、現時点はとりあえず、難民キャンプの中の幼稚園にて、英語や体育などのいろいろなアクティビティを企画して行っている。
とは言っても、私は中学と高校での経験はあっても、幼稚園での教員経験は全くないので、やれることの引き出しがとっても少ない。。。

そこで、幼児教育の先輩隊員に日本からアドバイスをもらったりして、なんとか毎日求められることに応えようとしている感じ。
新しく変わった園長先生がすごくアグレッシブで、たくさん私に求めてきてくれる。

子どもたちに向けてアクティビティをするときでも、アラビア語でどのように言って指示をするのかなど、たった10分のアクティビティだったとしても、それなりの準備が必要だ。
日本での働き方だと、授業を準備するにしても、最低でも60%以上の完成度を目指して仕事をしてきた。(多分笑)
でも今の現状では、完成度は10〜20%だとしても、とにかく色々なことを自分から発信していくことが求められているし、それが大切だと感じている。

私にやれることって、本当にちっぽけなことだと思う。
けど、私の行動は必ず周りの人々に影響を与えているんだということは、日々実感しながら活動している。

ちなみに、子どもたちはとっても可愛くて、純粋そのもので、毎日この子たちと関われることは本当に幸せだと思う。
子どもたちの笑顔に癒されてばかり。

2年間という期間、少しずつ私にできることを増やしていって、現地の人とたくさん関わっていきたい。
そのためにも、サボっていたアラビア語の勉強を再開しないと。

幼稚園での教員経験がある方は、ぜひご教授いただけたら幸いです。



よろしければサポートお願いします!サポートいただけると、次の投稿への励みになります。