詩「春の人」 6 MAGUMA 2023年8月17日 20:01 今でも記憶の中であなたは微笑む小さな僕を包んでくれた あれから時が過ぎて冷たく眠る側でそっと佇む 声をかければ応えてくれる それはもう叶わない横たわるあなたの隣で 甦るあの日々臆病で泣き虫な 僕を受け入れてくれた物言わず暖める 春のような人でしたあまりに短すぎる 命の時を誇らしく咲き 散りゆく花に あなたの姿を想う嵐の夜が来ても 雨が降っても何も語らず見守っていた その瞳忘れないそこにいたはずの存在を 目を閉じて感じる「怖いんだ」「辛いんだ」 泣きたくなる夜もあるけれどもう大丈夫 僕は強くなりました時々夢の中で現れて消えてくあなたはずっと僕を導いて冬を越えさせてくれる 今でも見送ったあの日から 幾度目の春だろうか空を舞う花びらが 背中を押したようです生きているこの場所で 大人になり生きているこの声よあなたへと 春風に想い乗せて 春風に想い乗せてMAGUMAのホームページYoutube channel 「MAGUMA STUDIOS」LINE公式アカウント空想アニメソングシリーズデジタル販売中「BOOTH」 ダウンロード copy この記事が参加している募集 スキしてみて 519,613件 つくってみた 18,899件 #スキしてみて #詩 #物語 #春 #作詞 #つくってみた #祖父との思い出 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート