あなたは、不動産投資に向いていると思いますか?

資産形成コンサルタント。


そんな名称の資格があること、
あなたはご存じでしょうか?


証券アナリスト協会が新設した
資格で、幅広く、色々な方に、
資産形成の知識を身に着けて
頂きたい、という想いから
作られたようです。
https://event.saa.or.jp/event/7830


約1か月前の3月25日から
試験が開始されたのですが、
物好きな私は、その初日に受験
してきました。


証券アナリスト協会が主催している
こともあり、内容としては、
株式や債券、投資信託などの
金融商品の投資に関することが中心。


アナリストさんが分析などに
使うと思われる、
各種指標なども取り上げられていて、
私にとっては「?」な内容も
ありました(苦笑)


20年近く前に、
FP資格を取得する時に、
そう言えば学んだなぁ~という
遠い過去の記憶がよみがえった
試験でした。


おかげさまで、
何とか合格はできたので、
「資産形成コンサルタントです」
と、
今度、名乗ってみようかと思います。


単純に、名前がカッコよい感じの
印象があるからだけです(笑)


と、ここまでお伝えしてきましたが、
今回この試験を受けたことで、
改めて感じたこと。


それは、
私自身が、証券投資(金融投資)
よりも、
やっぱり不動産が性に合うのだな、
ということ。


私は文学部哲学科出身です。


なんでそんな奴が、FPという
数字を扱う仕事しているのだ?
という話は置いておいて、
バリバリの文系人間なので、
分析のような緻密なことは、
若干不得手な所があります。


証券投資だと幅が広いので、
株式投資と不動産投資の比較で
話していきます。


投資を科学的、理論的に
考えていけば、
株式にせよ不動産にせよ、
事細かな分析をして
判断することになります。


理論価格を計算したり、
リスクの分析をしたりなど、
机上でやろうと思えば、
いろいろと細かな所まで
思い巡らせることができます。


様々な指標を組み合わせて、


株式であれば、
「この銘柄は買い時じゃない」


不動産であれば、
「この物件はリスクが
 高くて割高だ」


などの判断を机上で
することができます。


ただ、投資判断を、
理論的な指標や数値だけで
推し量ることは
できるのでしょうか?


私は、No、だと考えています。


株式であれば、
あなたが日常で目にする
商品やお店などを通して、
数字以外の面から
その会社のことを
考えることもできます。


不動産であれば、その物件に、
現地に行けば、
直接見たり触れたりできるので、
あなたの五感を使って
考えることもできます。


理論的な分析だけではダメだ
とは言いませんが、
私は、理論よりもリアルを感じて、
最終的には判断することが、
投資に限らず、何事においても
大切ではないか、と考えています。


私は、そんな考えの持ち主なので、
アナリストよりもリアリスト。


株式よりも不動産の方が性に合う。
と、自分では感じています。


今回、資産形成コンサルタントの
試験を受けて、
証券投資全般の分析的なことが、
小難しく、楽しいと感じられ
なかったことで、その想いが
より一層強くなりました。


証券アナリストは
いらっしゃいますが、
不動産アナリストという方は、
あまり
いないのではないでしょうか?


株式も、製品やお店を通して
リアルを感じる機会はあるとは
言えど、業績や相場という
どちらかと言えば、
机上で分析したり、考えて判断する
ことが多いのかと思います。


その点、不動産は、分析を
考えることはあれど、
それ以上に、リアルな物件、
現地を見ることなどが
分析以上に大切だと
私は考えています。


あなたは、
株式にせよ、不動産にせよ、
投資するしないの判断は、
分析を頼りにしていますか?
リアルな現場判断を
頼りにしていますか?


どちらが良い悪いという
話ではありません。
あなたの
性格やスタンス、考え方に
合うやり方を選び、
見つけて頂きたいと思います。


大きく分けるとすれば、


分析派であれば、
株式などの証券投資。


現場派であれば、
不動産などの実物投資。


私は現場派なので、
不動産が好きですが、
あなたは、
どちら派ですか?
どちらのスタンスに
近いですか?


ぜひ一度、そんな視点から、
あなたの
投資スタンスについて、
考えてみるのも
良いかもしれないですよ。

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