あなたは、お金の終活、考えていますか?

あなたや私のような存在でも、
引退、ないし定年のように、
継続して働くことから身を引く時期は
いつか訪れます。


そんな、いつ訪れるかは未確定ですが、
いずれ訪れるであろう時期に向けて、
お金面でも考えておく必要がある
というのが、表題に書かせて頂いた、
お金の終活、です。


資産運用、資産形成で増やしたお金を、
どう使い、過ごしていくか、
ということを考えると言い換えても
良いかもしれません。


例えば、子育てにお金がかかるなどで、
自分の将来のお金のことにまで
考えが思い至らないという時期も
あるかもしれません。


ただ、あなたが今、
どんな過ごし方をしていたとしても、
引退時期は、必ずやってきます。


落ち着いたら考えよう、
と先送りしてしまうことは、
時間を味方につける点からも
デメリットしかないので、
金額の多少にかかわらず、
意識して、行動に移すことは
必要ではないか、と私は考えています。


もし、現状、どんな準備や行動が
できるのか、などが分からない、
というような時は、
ぜひファイナンシャルプランナー
という存在を利用してみて下さい!


私でなくても良いですから、
相性が良さそうと感じる人に
話をしてみる、聞いてもらうことで、
考えや気持ちを整理できると思いますよ。
(ちょっと宣伝めいた話を
 してしまいごめんなさい。)


さて、お金の終活のことに話題を
戻しますが、頭では理解して
頂いたかもしれませんが、具体的に、
何からどうして良いか分からない
かもしれません。


そこで、僭越ながら、
私自身が取り組み、考えていることに
関して、シェアしてみたいと思います。


最初に確認していることは、
「ねんきん定期便」です。


通常、あなたの誕生日の月に届く、
払った実績や見込額などが書かれている
ハガキ、封書です。


私の場合、誕生日が1月なので、
今月なのですが、電子の場合早まった
ようで、前年よりも約1ヶ月早く、
昨年中にデータが届きました。


65歳まで20年弱あるので、
受け取れる金額が変わる可能性なども
ありますが、0円になることはないと
思うので、
ベースの収入のひとつの目安として
考えるようにしています。


公的な年金でまかなえないと
感じる部分に関しては、
自助努力で用意している金額を
あてることになります。


私の場合、その自助努力に
あたるものとしては、


「イデコ」
「小規模企業共済」
「NISA」


をメインに備えています。


あなたも、上記制度のどれかを
利用しているかもしれませんが、
取り崩して使う順番を考えることも
大切ではないか、と私は考えています。


これは、税制の兼ね合いもあるので、
今後税制が変われば、修正する必要が
あるかもしれませんが、
現時点での私の計画としては、


(1)最初に60歳になったらイデコを
  取り崩して使う。


(2)次に65歳になったら小規模企業共済を
  取り崩して使う。


(3)NISAは、非課税期間も2024年から
  無期限になるので、できる範囲で
  つみたてを続けながら、必要に応じて
  取り崩して使っていく。


上記のような順番で、形成してきた資産を
使い、活用していこうと考えています。


イデコに関しては、FPを学んだ
タイミングで知り、2004年の27歳から
始めて継続しています。


60歳までの33年間で運用してきた資産と
不動産からの収入、そして、
仕事を継続することで、65歳までの
5年間は過ごしていけるだろうという
イメージです。


65歳で取り崩そうと考えている
小規模企業共済は、
非課税で受け取れる分は一括で受け取り、
それを上回る分は
分割で受け取ろうと考えています。


公的年金は繰り下げて、
最後まで受け取るのを待つ予定なので、
65歳から70代前半くらいまでは、
65歳までのイデコ資産の残りや
不動産からの収入に加えて、
仕事の継続収入、そして
小規模企業共済を使いながら、
過ごしていこうと考えています。


その後、繰り下げた年金を受け取りながら、
NISAで運用した資産を取り崩し、
仕事もしつつ、不動産からの収入も
活用しながら過ごしていく。


状況に応じて、不動産は一部売却して、
まとまったお金を手にすることも
視野に入れながら過ごす。


上記のような流れで、資産運用、
資産形成をしてきたお金を活用し、
将来過ごしていこうというのが、
私のお金の終活のアウトラインです。


もちろん、上記でお話したことは、
現時点で意識し、考えていることなので、
今後の生活スタイルや状況等により、
変わることも十分ありえます。


運用状況などにより、予定が変わったり、
計画の修正を迫られることも
十分ありえます。


とは言え、目安というか、アウトライン的な
考えを持っておくことは、
お金の不安を安心に変えるひとつの
方法であるとは思います。


ぜひあなたも、
資産運用や資産形成を行った先にある、
ご自分のお金の終活、
考えてみてはいかがでしょうか?

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