「温故育新」 美唄市職員/南出倖星さん 委員紹介⑥ Vol.44
『美唄の未来に夢を描く委員会』の6人目の委員のインタビューは、南出倖星さんです!
記事を通して、メンバーのまちへの想いや委員会の活動についてお伝えできたらと思います。
その時その時を楽しんできた
思い返すと落ち着きのない子どもで、よく先生にも叱られていました(笑)。
友達と外で走り回ったり、ゲームをしたりしていたのを覚えています。また、家族とお祭りなどの地域のイベントに参加していました。
中学3年生の終わりには、公務員になろうと漠然と考えるようになり、家から通える岩見沢の情報系の高校に進学しました。
高校生活は、とにかく楽しかったですね。クラスのイベントにも積極的に参加していましたし、部活動のテニスも一生懸命取り組んでいました。
美唄市役所に就職
高校を卒業して、そのまま美唄市役所に就職しました。
1年目から仕事が楽しかったですね。初めてのことだらけなので、うまくいかず「なんでこんなこともできないんだ、、」と思うこともあります。でも、できないで終わるんじゃなくて、次に同じようなことが起きたらできるようにと意識しています。もう少しで4年目に入りますが、できることが少しずつ増えてきたように感じます。
机にずっと向かっているのは自分は向いていないと思いますが、配属されたのは経済部の経済観光課という、打合せやイベントで外に出ることが多い部署でした。観光系の団体や企業さんとお話させていただくことも多く、いつも刺激をもらっています。
故きを温めて、新しきを育てる
まち自体や自分の関わり方も変わってきています。人口は数年前に2万人を切って、子どもの数もだいぶ減りました。
自分が子どものときと比べると、コロナということもあって、近年はまちの活動が比較的落ち着いているように感じます。一方で、これまでにない新しい動きも生まれてきているんです。これまでとは違った観光のコンテンツだったり、新商品の開発だったり。これからは古き良きものを残しつつ、新しいものをみんなで育てていくことが大切だと思っています。
個人的にはキャンプが好きなので、美唄のアウトドアがもっと活発になると良いなと思います。
新たな視点を得た委員会
そんな中で上司から、10〜30代で作る委員会があるから参加してみないかと声をかけてもらいました。基本的に「やってみよう!」の精神なので、二つ返事で『美唄の未来に夢を描く委員会』に参加することにしました。
委員会の回数を重ねていく度に、委員会全体の熱量に比例して自分自身の熱量も上がっていきましたね。
仕事柄、観光の視点から美唄の魅力を考えることはありましたが、普段接することが少ないジャンルの方たちと議論できたのは、勉強になりましたし、面白かったですね。まちの歴史を改めて学び直したり、多面的な視点からまちについての理解を深めることができました。
若者の自由な発想を強みに
市役所の中でも「今日は委員会かい?」と話のきっかけになったり、「順調に進んでる?」と気にしてくださる方がいます。また、広報紙メロディーなどで周知しているのもあって、市内の方でも委員会の存在を知ってくれている方が結構いるなと感じています。
「若者が集って議論しているのは、良いことだよね!」とか「良いものを作ってね!」と、期待と一緒にプレッシャーも(笑)。
市役所だけで作るとどうしても手堅いものになるので、委員会では若者の強みを生かして、美唄の魅力をもっと自由に広げていきたいです。自分の立場から言うと、今委員会で作っているものがグッズとかイベントに発展したら、さらに面白くなってくるんじゃないかと思います。
面白い取り組みが増えてきて、若者が輝けるまちになっていったらと思います。
編集後記
南出さんは市内外のイベントに向けて、いつも忙しく動き回っている印象です。その中でも、与えられた仕事をただこなすだけでなく、その瞬間を楽しもうという素敵な姿勢が伝わってきました。
同世代の職員さんとも一緒に美唄を盛り上げていけたらと思います。
→ Vol.46 委員紹介⑦ 美唄市職員/小川豪さん
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