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常識を疑ってみる

最近ハマっているのが、江戸時代考察でして。

突然江戸?って感じなんですけれど、数年ほど前から、日本はどうやって誕生したのか、なぜ他の国とこれほど違うのか、近代化して本当に幸せになったのか、みたいな疑問を持ち始めたんですよね。

特に今は、アメリカの影響もあって、多様性が求められてる時代だと思うんです。(これについては別記事にしようと思います)

そんな中で、日本は国民のほとんどが日本人で、母語も日本語じゃないですか。

学生の頃は、日本より海外の方が進んでるって思ってたし、海外の方がカッコいいって思ってました。
自分の英語の発音も大して良くないくせに、「この人、英語の発音がちょっとねぇ~」とか言ってる性格最悪な若者だったと今は反省しております(笑)


私が特に疑問を感じているのが、江戸時代です。

江戸時代って皆さん、鎖国のイメージないですか?
実は、江戸の幕府は一度も鎖国という言葉を使ってはいないらしいのです。

そして、鎖国をなくした新選組や明治政府がヒーローみたいな扱いになってるの、多くないですか?

私みたいな一般の主婦が、真実なんか知るわけはないので、それが真実だったのかもしれない。
ですけど、江戸時代ってそんなに悪かったのかな?とも思ったんです。

江戸時代、日本の識字率は、諸外国に比べて圧倒的に高かったと、海外の学者さんたちが論文として発表していたり、農民は苦しすぎて、生きていくので精一杯だったという割には、私みたいな農家出身(過去を遡ってみても農民でしたw)も、日本国内に大勢いますよね。


海外の人が書いた日本、ということで、以下にまとめてみました。


ヴァーシリー・ゴローニン(ロシア海軍士官)
「日本には読み書き出来ない人間や、祖国の法律を知らない人間は一人もゐない。」


エメー・アンベール(スイス全権大使)
「成年に達した男女とも、読み書き、数の勘定ができる。」


ラインホルト・ヴェルナー(ドイツ海軍士官)
「われわれが観察したところによれば、読み書きが全然できない文盲は、全体の1%にすぎない。」

ラナルド・マクドナルド(アメリカの捕鯨船員)
「すべての人が読み書きの教育をうけている。」


ここで書かれている「すべての人」や「全体」という言葉には、いわゆる下民と呼ばれる人も含まれています。

ヨーロッパやアメリカでの識字率は、当時20%~30%くらいで、江戸時代の日本の識字率は80%を超えていたと言われています。

データは?と問われれば、絶対に何%とは言えないとは思いますが、明治に入ってからのデータを見れば、どれくらい識字率が高かったのかは分かるそうです。

なぜ日本人は、母国である日本の歴史研究をしないのか?と疑問に思っている海外のYouTuberもいました。

江戸時代には、今の元となるような文化がたくさん流行り始めた時代でもあります。

歌舞伎や貸本屋、算術なんかも流行ったそうです。
ちなみに漫画の元ネタとも言われる「鳥獣戯画」は平安時代からなので、日本独特の文化は昔からあるなと感じますね。

明治時代が悪かったという意味ではなく、明治政府は明治政府で、海外の良さを日本に入れようとしていたし、軍を強くしようとしていたんですよね。

アメリカ以外の国も、日本と交易をとやってきていたんですが、普通に無理ですよ~と言えば帰っていったそうで。
ペリーの軍艦からのいわば脅しとも取れる「開港しなさぁい。じゃないと潰すよぉ」の一声に、日本は対抗できうる強さは持っていなかったので、どうしようもなかったという説を書いている本も読みました。


もし今も江戸時代のような文化が続いていたらどうだったのだろう?とは思います。

だって、江戸時代にこんだけ外国人来てたやんって思いません?(笑)
上にあげた本ね。

当時の江戸を知る外国人の人たちが、いろいろ文献を残してくれていることに感謝ですよね。

イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア。

オランダだけって聞いてたのに、いろいろ来てるねって思った、私は(笑)

まぁ勉強が足らなかっただけなんだけども('ω')ノ

まだまだ気になることあるから、いろいろ勉強したい。

戦争がなかった江戸時代。265年ですよ?
これって結構すごいことだよなぁって思います。

ちなみに、1番歴史が長い国も日本です。
他の国は分裂したり、名前変えたり、戦争で無くなったり、いろいろしてますが、日本は建国約2700年の国です(笑)

笑うしかない(笑)

英語を学ぶのも趣味なんですけど、最近のアニメやゲームの流れで、日本語を学ぶ外国人がものすごい勢いで増えているそうです。

日本語が世界共通語になったら面白いな(*'▽')

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