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自分を委ねること、できる?

167本目。介護が必要になったとしたら、、、

どんな介護をしてもらいたいでしょうか。

どんな生活をしたいでしょうか。

どんな人に囲まれたいでしょうか。

どんな場所で暮らしたいでしょうか。

どんなモノを食べたいでしょうか。

どんな音楽を聴きたいでしょうか。

どんな、、、


介護が必要になるとき、
今までの自分のアタリマエが、当たり前ではなくなっている。

そんなとき、誰かの支援が必要になる。

もしもを考えておくことも、
ひとつの備え。

あらかじめ話しておく

↑ 以前にぼくのnoteでも紹介したCLUE CARD

カードゲームで、冒頭に書いた
「介護が必要になったら、、、」について話し合える。

いざ介護が必要になったとき、
自分が言葉を出せない状態だったり、認知症になっていたら、
自分の気持ちを伝えることができない。

だから、早いうちに想いを話しておく。聴いておく。


例えば家族が、急に介護が必要になってしまい、
「自由人だったから、家がいいのかな。。でも寂しがりだったし、、」
「長生きしたいって言ってたよね。点滴でもなんでもした方がいいのかな」

こういう事態の際には、本人の想いが重要。

「本人がこう言っていた」という免罪符があると、
見送る側の家族にとっても、悔いが残りにくい。

その中で、家族や周りにとっての最善を考えていく。


・本人の想い
・家族や周りの協力体制
・介護の制度の知識

これらの情報があれば、なんとかなる。

誰かに委ねる


介護が必要、ということは
自分の生活を誰かに委ねることになります。

・立ち上がれない
・歩けない
・トイレでズボンなどの上げ下ろしができない
・食器を持てない
・何かをしても、すぐ忘れる

など、生活に支障がある状態が「介護が必要」な状態であり、誰かに委ねる状態といえます。


これを読んでる方の多くは、”誰かに委ねる状態”
ではないと推測します。


誰かに委ねること、できますか?

想像してください。


・ご飯を食べるとき
・トイレに行くとき
・着替えるとき

などなど

プライベート空間に、他人がいて
今してるアタリマエ、を手伝ってくれます。


日常の、なにげないこと。
なにげない瞬間にも

誰かが介入してくるんです。


誰ならいいでしょうか

・家族がいい、家族はちょっと、、、
・介護職がいいかな

色々な意見がありそうです。


委ねるには、信頼あってこそ


この人、大丈夫かな
というような人には、きっと委ねられない。

・安心感
・落ち着ける
・気を遣わなくていい
・不快でない

少なくとも、不快ではない人にきて欲しいですよね。

ケアは協働


委ねる人の想い
委ねられる人の想い

ケアは、お互いの協働。

相手の立場について知ることは重要。

一般論ではなく、目の前の人がどう考えているのか
そこは話を聴くしかない。


双方が歩み寄る姿勢

そのために、CLUE CARD や もしバナゲーム
などで事前に知れるといいですね。


介護職としては、

相手のプライベート空間での振る舞い
を意識することが重要だと感じます。


あくまで、相手の空間

こちらは黒子であるのが望ましい。


そっと、さりげなく、気が利く

そんな介護職でありたいと
ぼくは考えています♬

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