見出し画像

「登校拒否は甘え」と言うママ友に疲れた!大切なことはたった1つ

感覚過敏で靴下が履けないことや、登校拒否で家にいることを「甘えだ」とか「やる気がない」とか言われることがあるんですが、発達障害の生きづらさを「努力が足りない」で済まされてしまうと、あぁ分かってもらえそうにないな…と諦めて、途中から「そうですね」しか言えなくなります。

小学校2年生の息子は1年生の頃から登校拒否が始まりました。

学校に行ったり行かなかったりを1年以上繰り返していると、ママ友や学校の先生から批判的な意見をもらうこともあり、ただでさえ息子のことで頭がいっぱいなのに、さらに周囲の意見まで気にした私は疲れきってしまいました。

そこで、声を大にして言いたいのは「ママ友の意見はスルーしよう!」この一言です。

私がなぜ「ママ友の意見はスルーしよう」と思ったのか、体験談をご紹介します。



ママ友のアドバイスは大体もうやってる

息子の登校拒否は担任の先生の連帯責任や給食の完食指導がこわかったのがきっかけですが、登校するストレスで感覚過敏がひどくなりました。

どんな症状が出たかと言うと、

・靴下がチクチクする
・服のタグが痛い
・ランドセルのきしむ音が嫌
・ノートに字を書くと嫌な音がする
・周りの音がうるさく聞こえる

などです。

今まで普通にできていたことが急にできなくなり、イライラしたり嫌な気持ちになったり、ひどい時はパニックを起こして自分の腕を噛んだりしていました。

【ママ友の意見】
「でもお店で売ってる普通の靴下でしょ?そんなの無理やり履かせて登校させればいいじゃない」
「制服なんてどれも同じ。みんな着られるのに我が子だけ着ないとか許さない」
「音が嫌だったら気にしなければ大丈夫、気にしすぎ」

最初の頃は私もママ友が言うように息子が気にしすぎなんじゃないかと思って、無理やり着替えさせたり、「大丈夫大丈夫!」と言い聞かせながら玄関から送り出したこともありました。

でも、そういう時って大体ダメ。

「気にしすぎ」で押し通した結果、息子は感覚過敏でつらいのと、自分の言い分を聞いてもらえなかった悲しさで大荒れでした。

泣きわめいて物に当たり散らす息子に「お願い、落ち着いて!」しか言えない私の気持ちは、ママ友には到底理解してもらえないだろうなと思い、理解してもらうことを諦めました。


自分の子育てが間違っているのかと不安になる

「もっと厳しく子育てしたら?」とアドバイスをされると、甘やかしているわけじゃないのに…と自分の子育てが間違っているのかなと傷ついたり自信を無くしたりしました。

・息子だけ学校に行けないのは私の子育ての仕方が悪かったのかな
・息子が学校に行かないことで私は甘い親だと思われているのかな
・このままだと逃げぐせがついて将来大変なことになるのかな

そんな思いからあえて息子に厳しく接したこともあります。

厳しく接した結果、一瞬だけうまくいきましたが、その後、親子関係が最悪の状態になりました。

息子が自分の意見を言っても私が聞く耳を持たないので、息子は「何を言ってもムダなんだ」と私に従うようになりました。

そしてすぐ私を避けるようになりました。

私が話しかけようとすると違う部屋に逃げていったり、朝起こしても布団に包まったまま、朝ごはんを用意しても食べなかったり…。

今まで息子に寄り添おうと子育てしてきたのに、私がそれをひっくり返したことで完全に親子の信頼関係が壊れてしまいました。


息子の意見を無視した結果、
親子の信頼関係が壊れた話はこちらです↓↓


まとめ;ママ友の意見に振り回されると親子の信頼関係が壊れる

息子のこと、登校拒否のことを周りの人に理解してもらえたら、息子も私も過ごしやすくなると思うのですが、理解してもらおうと頑張れば頑張るほど疲れてしまい、自分の子育てに自信が持てなくなった私は息子に優しくできなくなりました。

そこで「ママ友の意見はスルーしよう」と思うようになったわけです。

ただし、話の内容や話をする相手のママ友によっても状況は変わってくるので、ママ友の意見すべてをスルーするわけではありません。

でも「ママ友の意見は聞き流してもいいや」と思うようになったことで、我が家は平和になりました。

ちなみに、リアルでは出会えなかった、子どもの登校拒否に悩みを持っているママ友には、Twitter上で知り合うことができました。

登校拒否って孤独だなーと思っていましたが、Twitterを始めたことで実は世の中にはたくさんのお仲間がいて、同じような悩みを抱えていたり、「なるほど!その手があったか」というような対処法を教えてもらうことができたりと、今では私の心の支えにもなっています。


マエリンのTwitterはこちらです↓↓



この記事が参加している募集

#最近の学び

182,077件

サポートしてもらえるとめっちゃ喜びます! 「クラスはどこだって我が校の生徒に変わりはありません。支援クラスや保健室、校長室でも好きな所に登校したらいい」と言ってくれた校長先生のおかげで、息子は学校を嫌いにならずに済みました。 読んだよとスキしてもらえるだけでも嬉しいです!