6歳が描いた『犬』がバズった経緯
登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。
タイトルの通り、6歳の娘が描いた絵がTwitterで取り上げられててビックリしました。
貴重な体験だったので、記録しておきます。
娘の絵が紹介されたのは
こちらのツイートです↓↓
娘、メルカリに絵を出品する
夏休み明けに自主休校&休園して、時間を持て余していた娘は、自由帳に絵を描きました。
「ねぇママ、この絵って売れるの?」
「え?まぁ売れなくはないけど…ネットで自分のお店を作ったらできるよ」
「本当?売ってみたい!ねぇどうやるの?」
所詮6歳が描いた絵。売れるとは思えませんでした。
だけど、せっかくの娘のやる気を削ぐのもかわいそうだったので、普段からやっていたメルカリにハンドメイド作品として出品することにしました。
それが2021年9月のお話です。
娘の絵、まったく売れず
1ヶ月経っても、1枚も売れませんでした。
メルカリに出品されている絵ってとてもクオリティが高いんです。
カテゴリー>ハンドメイド>日用品/インテリア>アート/写真
で売られている色んな絵を見ることができます。
最近、人気のアニメキャラクターとか、写真があれば似顔絵描きますとか、そりゃあもう、絵で生計を立てられるレベルのものが、ずらーっと並んでいるんです。
300円で出品するのも躊躇しました。
それでも娘は「私は自分の絵を売っている」と満足そうでした。
突然売れだした絵たち
2021年10月9日『犬』が売れました。
すると、その日のうちにもう1枚、また1枚と次々に購入され、ついには在庫がなくなりました。
何が起こってる?
メルカリに上位表示されているのかと思って確認してみましたが、違う。
同じ人が買い占めているわけでもない。
よく分からない現状に胸がザワザワしました。
メルカリについたコメントで謎が解ける
あるアカウントからコメントをもらいました。
え?なに?どういうこと?
Twitterで自力で探してみるものの、全然見つからず、みなさんの力を借りることにしました。
そして教えてもらったのが、冒頭のツイートでした。
購入してくださった藤原さんはとてもユニークな方で、『メルカリで知らん子の絵を買う』という企画に、娘の絵を選んでくれたようでした。
そして藤原さんの動画を見た方たちが、メルカリで娘の他の絵を次々に購入してくれていたことが分かり、謎が解けました。
娘の変化
絵が売れたことに驚いた娘は、目を丸くして「えーーーー!やったぁ!」と喜びでした。
まずは取引が完了した『犬』の報酬から。
メルカリの手数料と送料を差し引いた95円と、初売上ということで私からおまけで+5円、つまり100円を娘に手渡しました。
(ただ単に95円の現金がなかっただけです(^_^;))
娘はキティーちゃんの自分の財布にお金をしまうと、「今度はハロウィンの絵を描く」と、次の作品に取りかかりました。
iPhoneでハロウィンのイメージを検索して、色使いや構成を考えるようになり、『好きなこと』ってこうやって上手になっていくんだなと思いました。
息子の変化
娘がメルカリに絵を出品する時に、9歳の息子にも声をかけました。
「んー、オレはいいや。売れるかどうか分からないし。」
興味のないような言い方でしたが、息子の言いたいことはだいたい分かります。
確実に売れるならやるけど、一生懸命に描いた絵がもし売れなかったら、きっとヘコんでしまう。それならやらない方がいい。傷つくのはイヤだ。
石橋を叩いて渡るタイプの息子らしい返事だなと思いました。
しかし、実際に妹の描いた絵が売れた様子を見て、「オレもやってみようかな」とiPadで絵を描き始めました。
私は嬉しかったです。
「どうせ売れないだろう」と最初から挑戦することすら諦めていた息子が、「ちょっとやってみようかな」と一歩を踏み出したからです。
子どもがお金目的で絵を描くなんて、と否定的な意見もあるかもしれませんが、きっかけはどうであれ、何かに挑戦する気持ちは大事だと思っています。
今回の動画で初めて藤原さんを知り、面白い感性を持った方だなとフォローさせていただきました。
子ども達に貴重な体験をさせてくださった藤原さんに感謝しています。
藤原さーん!本当にありがとうございました。
これからも応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去を振り返って、
『こうしとけばよかったな』とか
『あれはやってよかったな』など
経験談をまとめてます。
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