生まれ還りのL 【LW:自身を含むありったけの人の生活と命を守る構造を遺す】ASD/ADD当事者

私は保育士、医師、大統領、光。努力は必ずしも報われない。「力尽きた人」は助けを求めさえ…

生まれ還りのL 【LW:自身を含むありったけの人の生活と命を守る構造を遺す】ASD/ADD当事者

私は保育士、医師、大統領、光。努力は必ずしも報われない。「力尽きた人」は助けを求めさえし得ない。本当の社会保障は当事者個人の努力が和らげ得ない困難を和らげる『光;』すべての方向に。速く。果てなく。https://mobile.twitter.com/lightlivesonlaw

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力尽きた人 2/2中

「力尽きた人」に対して、「まずは相談を」だの「支援を利用してください」だのと呼び掛けることは、今直ちに救急車を呼ばなければ遅かれ早かれ死ぬ人に対して、「自分で救急車を呼んでください」と言うのと同じことだ。 *私のいう「力尽きた人」に関しては ↓を参照されたい。  そして この日本社会を眺めてみれば、国も自治体も支援機関もそのほとんどが瀕死の人を目の前にしながらも救急車を呼ぶことさえしない。死に際にいる彼/彼女に向かって、「助けを求めれば助かると思う。だから、まずは自分

    • 私にとっての親友、或いは安全について

      第1節 「親友なのに、どうして――?!」 【1】 純物質な同僚との対話  「親友であるかに会う頻度は関係ないだろ。」 鏃の如く鋭利な語気でそう彼女に言い放った瞬間、失敗したと思うと同時にその戸惑う表情を目にして申し訳なさが湧いたことを憶えている。  あれはすじ雲の嫋やかに揺蕩う秋晴れの昼下がり。午前中の仕事を予定より早くに終わらせた私は同じく時間に余裕の生まれた同僚の Simone とカフェオレ片手に他愛のないお喋りをしていた。すると、ある流れで親友についての話と

      • 「理解し得ない」の存在を受け容れるか否か;科学の定義と差別の素地に関する私観

        第1節 祖母からの言い伝え 【1】祖母からの言い伝え  「人の名前を朱書きしてはならない。」 これは祖母からの言い伝えだ。なぜかといえば、人名を赤色で記すことはその人が死んだことを意味するためだという。(詳しくは割愛する。) 【2】蛙  大学4年生のある日、この言い伝えを友人に教えたことがあった。「教えた」といえば仰々(ぎょうぎょう)しいが、本当になんでもない、ただの話の流れであったはずだ。そのとき、私のレッスンを聴講し終えた友人は口元に粘っこい蔑(さげす)みを

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        • 20歳の自分に受けさせたい文章講義【君に読んでほしい本 2冊目】

          20歳の自分に受けさせたい文章講義 * 古賀 史健 著 * 星海社 2012年 280ページ *  大学3年も終わりの冬に生協の書店で買ったこの本は、文章の書き方(何をどう書くか)を読み手にわかりやすく講義する一冊だ。  本書はまず、『文章を書くとは、頭の中のぐるぐる(自分の思いや考え)を客観的に理解できる文字に「翻訳」することだ。』という講義に始まる。(ちなみに著者は「書くこと」は「話すこと」とは異なるとして、両者をはっきりと区別している。)そして、句読点

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        • 生きること(社会保障、就労を含む)
          18本
        • 偏見と差別
          15本
        • 障害と障害者
          6本

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