アーティストのようにデザインを盗む方法【海外記事メモ】
今日はこの記事を取り上げたいと思います。なお、画像についても以下の記事から引用させていただいています。
タイトルはちょっと物騒ですが、内容はいたってシンプルなものでしたので、ちょっと私の英語翻訳練習に付き合う気持ちで楽に読んでいただけたらと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
マネするのではなく作り変えろ
我々が目にするどんなものも、すでに存在するものが変容したものにすぎず、「全くの新しいもの」は存在しません。
これは盗みと作り直しの終わらない繰り返しであり、我々が今扱っている製品を発明したような工業デザイナーや科学者は自然から着想を得ていたようです。
例えば飛行機のデザインと機能は鳥の姿を模しています。
デザイナーとして、私たちは常にユーザーインターフェイスのデザインに苦心していますが、多くのデザイナーは彼ら自身の頭の中でのみ創造を行おうとしており、障害にぶつかっています。
私も駆け出しのデザイナーのころはいつも
「私の頭で全く新しいデザインをしたい！」
と言っていました。
しかし私には知識もなく、心を動かすようなデザインを生み出すことはできませんでした。
感動的なデザインを生み出すためには、まず他のデザイナーがどんなものを作っているのかを勉強し、すでにあるものを組み合わせて創造することです。
ではどうやって自分好みのデザインを盗み、それらを再構築するのでしょうか？その行為は決して既存のものの見たままのコピーであってはなりません。
デザインの作り変え方
例えばミュージックプレイヤーアプリを作ろうとしたとき、まずどんな画面が必要かを洗い出すことでしょう。
・ホーム画面
・音楽再生画面
・歌詞表示
まずこの時点でやりたいのはdribbleやmuzliやBehanceで、あなた好みのデザインを見つけ出し、参考にすることです。
そして５つほど異なるデザインコンセプトのものを見つけ、それらをmood boardのようなデザインエディターに保存します。
この時、あなたはデザイナーたちがなぜそのような異なるデザインの方向性を表現しているのかを考えてみてください。そして以下のような問いを自分自身に投げかけてみてください。
・なぜ彼らはボタンをここに置いたのか？
・なぜこのようなナビゲーションの位置になっているのか？
・これはただ楽しいだけのデザインなのか、UXの向上に寄与しているのか？
・このデザインはユーザーのアクセシビリティを向上させているか？
あなたが良いと思った５つのデザインについてこのように分析を行い、要素を束ねてコンセプトの再構築を試みましょう。
このようにすれば、既存の他の人の制作物からあなた自身のオリジナルとして感動的なデザインを生み出すことができます。
以下のことを忘れないでください。
・ディティールに注意を払ってください
・偉大なデザイナーは真似ではなく、変化をさせます
・オリジナルなものなどなく、どんなものでも再構築されたものです
感想：５つデザインを選んで再構築する手法
今日の記事はデザインを上手く盗んでオリジナルな作品を作るという話でしたが、その具体的な方法として５つのデザインから要素を分析して再構築するやり方が述べられていました。
１つのテーマに対して５つも自分が良いと思うデザインがあるかどうかは難しいかも知れませんが、いくつかのサンプルを集めてそこの要素を抽出して再構築するやり方はかなり理にかなっているように感じました。
おそらくデザイナーはこの作業を過去の事例から無意識的に行っているものとも思うのですが、特に経験の浅いデザイナーに関してはこの記事のように実際にデザインを画面上に並べて視覚的に要素を整理してリデザインしていく手法はかなり実用的に感じました。
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＠やました
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