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2023年にUXデザイナーになるべきではない5つの理由【海外記事メモ】

本日はこちらの記事を取り上げてみたいと思います。

こちらもデザイナーの方のエッセイ的な記事のようですが、タイトルが気になったので読んでみようと思いました。

本日もよろしくお願いいたします。


2023年にUI/UXデザイナーになってしまった最も大きな後悔

このタイトルは誤解があるので言い換えます。私は2023年にUI/UXのキャリアを始めるべきではなかった。

後者のタイトルのほうが最初のものよりも幾分かよさそうです。私は2023年にデザイナーのキャリアをスタートさせたことに後悔はないからです。

2023年にUXキャリアを始めるべきではない5つの理由

このタイトルはちょっとひどいものですが、特に新米デザイナーの方にとっては有益なものになると思います。この記事は筆者が業界のリアルやその他のいくつかの重要な側面について簡単に書いていきます。

深く自分自身がデザイン業界に深く入り込むほどに、UI/UX業界において仕事を見つけることやそこから昇進をしていくことがどれほど難しいかということに言及する記事や、セミナーを聞くことになりました。
これは真実ですが、このような話にはうんざりしてしまいます。なぜ私は自分のデザインキャリアの中で何もしていないのにこのようなことが起こるのでしょうか?
特にあなたが私のようにこの業界に入りたての人であるなら、モチベーションを低下させ、努力を水の泡とするような事態につながっています。これは全ての人に当てはまるものではないものの、真実です。
業界は特に初級レベルのデザイナーで溢れていますが、そこから抜け出す方法がいくつかあります。

なぜデザインを始めるのですか?

この問いに対する答えに関して、多くの場合お金が理由です。また一部の人にとっては仲間からの刺激であり、または魅力的な給与や特典、おしゃれなオフィスや昨今のテクノロジーへの注目度です。
しかし本当のところなぜUI/UXキャリアをスタートさせたのですか?
残りの人生をそれで幸せに暮らせますか?もしいつかお金に困らなくなった際でもあなたはそのまま楽しむことができますか?逆にお金がなくなっても続けることができますか?

多くの愚かな新人のように私が数ヶ月程度ちょっと学習をしている間、6ヶ月も勉強すれば高い給与の職場やフリーランスでの仕事を得て好きなものは何でも買えて、家族を養えると考えていました。
しかし学習やリサーチをした数ヶ月後、私は少額のお金しかそこから稼ぐことはできないことを理解しました。
そして私はグラフィックを作ったり、テクノロジーについての記事を書いたりすることに情熱を持つようになりました。
私は自分自身がやりたいようにデザインを実践し、それを楽しんでいます。お金の心配もありません。

このことに気づいた時、私は自分自身が企業に必要とされる人材となったと自覚するまで求職活動はしないようにしようと決めました。
そして約1年後の今でも私は求職活動を行っていません。私は常に学習を続け、今後も継続していきます。なぜなら世の中の仕事はほとんどが上級的なスキルを求められるものだからです。もしあなたにその資格があるのであれば企業はほっておかないでしょう。
このことを理解して自分を見つめ直し、仕事の計画を立てるようにしてください。


技術が難しい

コーディングも、デザインも、テクニカルライティングも難しいものです。
それらはあなたが思うほど簡単に早く身につくものではありません。
これはひいてはお金の不足にともなう葛藤を生み出し、絶え間ないフラストレーションを抱えることとなります。
誰もが技術を習得できるわけではありません。技術とはそういうものだと理解し、我慢すべきタイミングと諦めるタイミングを知っていれば問題ありません。


デザインに関連した領域を学ぶ

ただインターフェイスやUXについて学べば良いと思わないでください。
デザイン思考や戦略やコピーライティングなども学んでください。
これによって他の人よりも一歩先に行くことができます。現実の世界ではあなたがどのようにグラデーションやシャドウを使うのかよりも(それも重要ですが)何が利益をもたらしてくれるのかと言ったことに関心があるからです。必ずしもこれらすべてにおいて完璧である必要はなく、これらについてアイディアを持っているだけでも十分な場合もあります。そうすれば、あなたはこの業界がどれほど飽和していないのかということに気づくでしょう。


リサーチ

私はリサーチは非常に意義の大きなものと思っています。リサーチはどんなことをする前にも行うように常に言い続けています。
業界の動向を追い、できる限り業界のことを調べ、可能ならセミナーなどへ参加し、コミュニティに入ってガイドラインを理解してください。
デザインに関する知識を常に最新化させてるようにしましょう。


非現実的な仕事の常識

私はたまに求人票を見て、ばかげていると思うことがあります。
企業の初級デザイナー(2年ほどの実務経験)向けのジョブリストには非現実的な言葉が並んでいます。私はビギナーレベルの志願者にとって公平ではないと考えます。私は企業がデザイナーを教育して育てようという気概がないことを理解しました。

最も重要なことは、あなたが何を求めて仕事に向かい、何をすればより良くなるのかを知ることだと思います。


感想:日本の学生に求められるハードルが高くなりそう

ちょっと今回は読みづらい英文でかなり意訳しつつだったので正しく読解できているか自身薄いですが、とにもかくにもやはり未経験なデザイナーにとっての職探しは難しい状況にあるということはこの記事からも、以前取り上げた他の記事からも言及されていました。

どうにも「デザイナーの未経験採用」の窓口が狭まっているような状況は特に欧米で大きな流れになっているような気も最近の記事からは感じており、その波は時間差で日本にも訪れるのかもしれません(もう訪れているかも知れませんが、)

言い方を変えると業界全体の求人数の増加に対して、デザイナー志願者の伸び率が上回ってしまっているような状況にあるということでもあると考えるため、日本の新卒採用に求められる学生のレベルも高まってくるのではと考えさせられます。

つくづく自分はそういった意味ではデザイナーに滑り込めたため運が良かったなぁと思うのですが、今後は旧来的なデザイナーとしての働き方よりも、デザイン的な素養を持ち合わせながらも新たなキャリアを探っていく、創っていくような営みも必要になってくるように感じました。


個人的に気になった海外記事を週数本メモしていますので、よければフォローおねがいします

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