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改めまして。表現者、前川結佳です。

こんにちは。前川結佳と申します。
2023年の3月で武蔵野美術大学通信教育過程油絵学科日本画コースを卒業しました。
これまでのnoteでは、卒業したムサビ通信が『どんなところなのか?』についてさまざまな視点からまとめてきました。

今回のnoteは、ムサビ通信を卒業し学生ではなくなった私について改めて自己紹介をしたいと思い書き上げますので、どうぞお付き合いください。


初めまして。前川結佳です。

まずは私『前川結佳』の生い立ちをざっくり紹介したいと思います。
(ちなみに下の名前はユウカと読みます。)
私は生まれも育ちも石川県金沢市です。金沢市内は県立美術館や21世紀美術館、工芸品にまつわる施設、それに能楽堂などもある街で、小さい頃から『芸術』に触れ合える環境で育ちました。ですが、両親も祖父母も特別芸術が好きというわけではなく、私が自ら積極的に展示を見に行くようになったのは中学生の頃からです。
物心ついたときから画用紙や広告の裏にラクガキをして遊んでいました。小学1年生のときに少女漫画雑誌の『ちゃお』と出会い、そこで初めて『絵を描いてお金を稼ぐ人たちがいるんだ』ということに気がつきました。漠然と、良いなぁ私もそうなりたいなぁと感じたことを覚えています。
そこからは小学生の頃は学校のクラブ活動はイラストクラブ、中学高校は美術部に入部し活動していました。他の記事にも書いていますが、高校3年生の進路選びのタイミングまでずっと漫画家志望でした。それが、高校3年生の夏に一枚絵を描くことの面白さを感じたことをキッカケに、画家になりたいと思い始めるようになりました。


なぜムサビ通信を選んだか

私がムサビ通信を選んだ理由は『学費が安かった』から。一言にまとめれば、ただそれだけです。
奨学金を借りて公立/私立の美術系大学または専門学校に通うことも考えましたが、第一志望の大学は京都にある私立大学で、両親からは、仕送りは難しく生活のためにバイトもして決して少なく無い課題をこなしながら、慣れない土地で生活していくのはさぞ大変だろうと言われ、それに反抗してはみたものの受験申請ギリギリで、やっぱりダメだと伝えられ、その大学への受験は諦めました。かと言って地元の公立、金沢美術大学を受験しても奨学金は最大で借りなければならないと言われ、私個人が当時奨学金を借りたくなくて仕方なかったので、なら親から金銭的支援を受けつつ親の負担も比較的少なくて済むのはどこか?そして日本画を学べるのはどこだ?と探した結果辿り着いたのがムサビ通信でした。書類選考だけなので急遽進路変更した身としては受験準備をする必要がなかったのはとても助かりました。広くさまざまな年代から生徒を集めているムサビ通信ならではの良さを体感しました。


表現者になることを選んだ理由

私がムサビ通信を卒業した後にも表現者を続けようと思った理由は、子供の頃からの夢を諦めきれないからです。
小学1年生の時に漫画という表現手法に出会ってから、「描くこと」「自己の世界や考え方を表現すること」が許されることが魅力的で、そこからずっと何かを描いて生きてきました。お菓子作りとか音楽とか好きなことは他にもありますが、「絵を描く」ということだけはいくらやっても飽きなくて、やめたくないことです。
少し話が脱線しますが…
友人たちやバイト先の上司などから、あなたは周りに気を遣いすぎているとよく指摘されて、実際そうなのですが、それが主な原因で定期的に鬱状態になります。(自身の価値が何よりも下だと考えてしまう癖が幼少期から抜けません。)高校を卒業した後に心療内科で診てもらったこともありますが、当時も軽度の鬱だと診断され、あぁやっぱりかー、なんて感じました。ただ、薬を飲むよりもどんなセラピーを受けるよりも絵を描くこと、芸術と触れ合うことが何よりもリラックスできる瞬間を作り出してくれました。そんなだからこそ芸術という媒体と『一緒にいる』ということしか自身を救えないと思っています。そして表現者でいたいという夢や目標にしがみつづけていないと自身の存在理由/価値がどこにあるのかわからなくなってしまうかもしれないという恐怖があります。7歳の頃に漠然と良いなと感じたことに、いまも、決して活躍しているとは言えない状態ですが、それでもずっとずっと駄々をこねて縋っているのが私です。


これからについて

私、前川結佳のこれからについてを簡単にお伝えしたいと思います。
まずは絵を描き続け、主にSNSで作品や近況、展示のご案内をしていきますので、フォローしてくださいますと大変嬉しいです!BASEのサイトでは作品販売も行います。

今年の目標は個展を開催することなので実現できるように尽力していきます。
作品の個別のオーダーも受け付けています!
InstagramのDMにご連絡ください。

(あとは大学院にも行きたいし、海外の展示も見て回りたいし、海外で学んでみたいとか夢がいろいろあります。)

noteの内容については、ムサビ通信卒業生としての視点を混ぜながら、観に行った展示の感想や読んだ美術•芸術に関する本(文献)を読んで感じたことについてを主に綴って参ります。気になったらnoteもフォローお願いします。

最後に。

ここまで読んでくださってありがとうございました!シンプルに応援してください!前川結佳なりに気張って参ります。
では、次回の記事更新も楽しみにお待ちくださいませ。

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