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ビジネスはスピードよりもスタミナが必要?

「ビジネスはスピードが命だ」

これは、僕が起業したばかりの頃に、ある成功者から言われた言葉です。この言葉は今でも正しいと僕は思っています。

なぜなら、市場をつくったり、市場でno.1になったりすることで先行者利益が得られるからです。なので、思い立ったら吉日でアイデアが浮かんだら即行動こそビジネスを成功に導くと言えます。

だから、僕もこの格言を基盤に、7つの集客術やライティング講座の市場ポジション確立を目指して行動しています。

でも、一方でビジネスにはスピードよりも必要なことがあるのではないか?と思うことがあります。それがスタミナです。

実際に、ビジネスを始めたけど続かない!という人は少なくありません。現実問題として、起業後3年以内に8割の事業者が倒産・廃業していることが国税庁の調査でわかっています。

そこで、ビジネスに必要なスタミナとは一体何なのか?そして、そのスタミナはどのように身につければ良いのか?について、これからお伝えしたいと思います。

1.ビジネスは脱落レースである

そもそもビジネスにはライフサイクルがありますよね。

それは・・・

導入期(春)→成長期(夏)→成熟期(秋)→衰退期(冬)

です。

つまり、このサイクルに合わせた行動が必要になるのですが、衰退期は当然ながら次の一手(導入期)に向けた行動をしなければいけません。しかし、成熟期までの成功体験が邪魔をして、結果的に時代と逆行してしまう方は意外と多いのではないでしょうか。

僕もebay輸入→ヤフオク販売が流行った頃、輸入ビジネスに便乗したことがあります。ですが、その後の為替変動(衰退期)のとき、何も考えずに続けていたら売れ行きが悪くなりました。その結果、価格競争に巻き込まれ利益は著しく減少し、撤退を余儀なくされたのです。

このように、ビジネスはそれぞれの季節での対策が絶対と言えます。

2.ビジネスでいうスタミナとは?

ビジネスにはライフサイクルがあり、そのサイクルに見合った対策が必要と申し上げました。では、その対策を立てて実行する基盤は何でしょうか?

それがスタミナというわけです。

ここで言うスタミナとはビジネスを続けるに当たっての余裕という意味になりますから、一般的にはお金、つまり運転資金と考えるでしょう。

しかし、僕が考えるスタミナは、お金ではなく知識内発的な動機です。

例えば、インターネットで集客したいと思っても、その具体的な方法を知らなければインターネットでの集客はできないですよね。もちろん、中には試行錯誤しているうちに偶然にも集客できた!という方はいらっしゃいます。

でも、なんで上手くいったのかがわからなければ、時代の変化とともにそのやり方は通用しなくなってしまいます。ですから、何か目的を持った行動をするときに、知識は絶対的に必要なんですね。

それに、知識があれば、それは自信につながります。ですから、たとえピンチに陥っても頑張れるのです。これがスタミナの源です。

3.心の中で湧き起こるワクワク感

スタミナの源は知識のほかにもう1つあります。それが、内発的な動機です。

あなたは、よくわからないけどすごくワクワクした経験ってありませんか?

僕は英語を学んでいて、あるアフリカ出身の先生が「男たるものは・・・」と語り出したとき、強烈な衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。もちろん、それだけじゃありません。

子どもの頃に草野球をしているとき、対戦相手のピッチャーの上手さに憧れてドキドキしたり、起業した頃に聴いた社会学者の講演に共感したりと、これまで何どもそういう経験をしてきました。

そして、このワクワク感がビジネスにあると、どんなに大変でもそのワクワク感で乗り切れるのです。

逆に言えば、このワクワク感がないと、ビジネスが壁にぶち当たったときにそこで終わってしまうかもしれません。そういう意味でも、好きこそものの上手なれは正しいと言えますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ビジネスは何を差し置いても知識内発的な動機がスタミナとなり、そのスタミナがあることで長く続けることができると思います。前回のコラム(今さら聞けないブランディングのエトセトラ)でも、なぜあなたは今売っている商品を作っているのか?という問いかけが重要とお話ししましたが、まさに今回お伝えした知識内発的な動機に重なりますよね。

もし、あなたにスタミナが備わっていないとしたら、この機会に参考にしていただければ幸いです。

また、お約束のパターンではありますが、僕はスタミナのヒントとなるコンテンツを電子書籍でPRしていますので、興味のある方はお目通しいただけると嬉しいです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

WEBは苦手!という個人事業主のサイト制作からプロモーションまでを一括サポートしています。また、その際に必要な売れるコピーが書けるようになるライティング講座も主催しています。