嫌なことをやらない勇気

2018年4月27日にnoteをはじめて今日でちょうど1ヶ月が経ちます。今回は僕のちょっとした想いというか考え方について語ってみたいと思います。

現代社会において、僕たち人間は嫌なことでも我慢してやらなければいけないことがしばしばありますよね。例えば、お金のために好きじゃない会社で働くとか、嫌いな人だけど仕事上の付き合いで飲み会に参加するといったことです。

嫌だったらやらなきゃいいじゃん！

客観的に考えればその通りです。でも、僕たち人間には感情がありますので、その感情から様ざまな思惑が働くんですよね。

だから、やりたくないのに嫌なことをやめられないのです。

ただ、そうは言っても、嫌なことはストレスがかかります。それが、仕事なら生産性はどんどん悪くなりますから、やはり嫌なことはやらないに越したことはありません。

そこで、今回は嫌なことやらない考え方やノウハウをお伝えしたいと思います。

やめられるものならやめたい

やりたくない仕事をしていたり、嫌な人と仕方なく付き合ったりしている人は、それらをやめればどんなに楽かと思っているはずです。しかし、僕たち人間の脳は慣れた行動（習慣になっていること）を好む習性があります。

これは、体温を一定に保つ恒常性維持機能（ホメオスタシス）が脳機能にも働いていると言えます。つまり、気持ち的には行きたくない職場でも、何年も通勤していることがクセとなっているため、休むことすら抵抗があるのです。

だからと言って、強引にやめるとアルコールの禁断症状のようにそわそわして、いずれは元に戻ってしまうケースが少なくありません。DV夫と別れられない妻が、友人などが匿ってしばらく別居状態だったのに、結局は離婚できずに夫婦のままでいるなんてことも同様のケースです。

つまり、長くしていることは好き嫌いに関わらずなかなかやめることができないんですね。では一体、どうすれば嫌なことをやめられるのでしょうか？

ベイビーステップで習慣を変えよう！

そこで、僕がオススメするのがベイビーステップです。ベイビーステップは文字通り小さなことをコツコツ続けて、その継続がいつの間にか目的を達成していたという方法です。わかりやすく言うと、毎月1万円とか3万円貯金するのは大変だけど、毎日500円や1000円を貯金箱に入れることを1ヶ月続けて貯金を成功させるみたいなことです。

つまり、嫌なことを少しずつやめるという意味です。例えば、いまの会社を辞めて転職または起業するとします。

はじめは、自分はぶっちゃけ何をしたいのか？真剣に考えます。やりたいことが決まったら、会社員と経営者のどちらの道がベストか選びます。

ゴールが決まったら、それをいつ達成するのかを決めます。そして、期日が決まったら逆算して、そのために必要なことをこなしていくのです。

これなら、ある日突然辞めるわけではないので、未練も残りませんし過去に引き戻されることもないでしょう。

目標達成に有効なベイビーステップ

ここまで、嫌なことをやめる考え方やノウハウをお伝えしてまいりました。しかし、逆に言えば、ベイビーステップは目標達成にとても有効なツールということです。

例えば、あなたは好感度の高いブログを毎日書くという目標を立てたとします。

当然、最初は意気込んでスイスイ書けるかもしれません。しかし、それまで書いてなかった人がこうした行動に出ると、ネタ切れや時間がかかり過ぎたりして三日坊主になる可能性が高いでしょう。

そこで、まず初日はどんなことを書くブログなのか？ブログのテーマを考えて決めます。

2日目は、30記事を1週間ごと話題を変える計画を立てます。つまり、月に4つの話題を考えて決めるということです。

3日目は、何となくで良いので、週ごとの話題に合わせて30記事のタイトルを考えます。

4日目は、最初の週の7記事のタイトルに対して文章の構成（アウトライン）を考えます。

5日目は、とりあえず初日分となる記事を書いてみます。

6日目は、5日目に書いた1記事目を読み返して修正します。

7日目を迎えたら、あなたがこれからどんなブログを書いていくのかを再確認して、毎日ブログを書いている状況をイメージして脳に埋め込みます。

そして、8日目になったらいよいよ記事の執筆を本格的に始めてみてください。そうすると、あなたはみるみるうちにブログを書き続けることができるでしょう。

このように、ベイビーステップは脳の習慣を変える最適なツールですから、チリも積もれば山となるの格言が実感できると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。あなたはベイビーステップを上手に活用することで嫌なことをやめることができます。そして、ずっとやりたいと願っていたことが手に入るのです。

あなたもぜひ嫌なことをやらない勇気を持って、夢や目標を叶えてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。