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#小説

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第42話 時間を買え

前回のお話 慎吾は一睡もせずにブラッシュアップを重ねた。 ネットでの検索を行いながら関連…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第41話 新規事業提案

前回のお話 教育といってもその幅は広い。 幼児から大人まで様々なターゲットがある。 一気…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第40話 未来のつくりかた

前回のお話 MIYABE.COの経営破綻で今回の大阪万博に向けてパビリオンは頓挫。 途中仕掛かり…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第39話 瓦解

前回のお話 経営会議室の扉を開けて入ってきた遠藤に驚いたのは吉田だけではなかった。 神宮…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第38話 クロスロード

前回のお話し 「で、私にどうしろと?」 神宮寺まどかは吉田と会議室で向き合った。 「神宮…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第37話 紫煙

前回のお話し 慎吾は長野駅に降り立った。 長野駅のシンボリックな観光地と言えば善光寺。 …

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第36話 スイッチ

前回のお話 火曜日の10:00をむかえた。 いつも通り、神宮寺に慎吾はMIYABE.COのプロジェクト進捗を行う。 会議室はメンバーたちも入り神宮寺への報告に同席した。 冒頭に神宮寺から今回の件について話が切り出された。 「皆さんもご存知の通り、丸山執行役員は自宅待機。 藤井は謹慎となっております。 このプロジェクトは大半が旧フロンティア陣営です。 私はこのプロジェクトメンバーによるアウトプットは信頼に値しないと考えています。 したがって、本日をもってメンバ

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第35話 策略

前回のお話 何もかもが順調に思えた。 丸山は内藤、吉田をはじめとするメンバーの尽力で大き…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第34話 狼煙

前回のお話 MIYABEプロジェクトの狼煙を慎吾はあげた。 ・企画部:吉田慎吾 ・マーケティン…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第33話 敵と味方と

前回のお話 M&Aのハレーションは至る所に歪みを生んでいた。 顕在化するものもあれば、 い…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第32話 自分づくり

前回のお話 慎吾のヘッドハント騒動から3ヶ月が経とうとしていた。 慎吾が転職するとかしな…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第31話 2つの扉

前回のお話 1週間がもう少しで経とうとしている日曜の午後。 あっという間だった。 明日。 …

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第30話 覚悟

前回のお話 慎吾は丸山の笑顔から感じ取った雰囲気が今まで見た事がないものだったことに驚き…

[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第29話 40代の意思決定

前回のお話 丸山にとって今回のプレゼンは、転職してから最初の案件となる。 気合が入るプレゼンであることは間違いなく、ビズルート社での成果を出さなければならない一里塚。 執行役員としてビズルート社へ転職したのはヘッドハントのメール。 40歳を過ぎて、丸山は考えていた。 『このまま、フロンティア・ワールドでトップまで登りつめることが本当にやりたいことなのだろうか。 今、自分の実力は外の世界でも通用するものだろうか。』 丸山は企業内での評価と外の世界の自分への評価に乖